こんにちは!ねこ太🐈です。
今回は、「BMI、肥満度、カウプ指数、ローレル指数」についてバッチリ克服していきます!
それぞれの基準値や活用方法を理解することはもちろん、看護師国家試験では‥『計算問題』として出題されることもあります。
「そういえば‥自分は計算ミスが多いな~」という方は、ミスなく計算するためのコツなども合わせて学んでいきましょう♪
それでは、国試合格🌸に向けてねこ太🐈と一緒に楽しく勉強していきましょうヽ(*^^*)ノ
自分でノートにまとめるより、参考書に書き込んで勉強していくタイプの人にはレビューブックがすごくオススメです!
ちなみに‥わたしもそういうタイプです♪
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BMI、肥満度、カウプ指数、ローレル指数に関する看護師国家試験問題を解いてみよう!
良かったら、力試しと思って‥ぜひ看護師国家試験問題を解いてみてくださいね!
看護師国家試験問題(第97回 午前122問)
身長100cm、体重28kgの幼児。
身体発育の評価はどれか。
1.肥 満
2.肥満傾向
3.標 準
4.やせすぎ
では‥この看護師国家試験問題を解くために‥もとい!‥さらに理解を深めるために、これから一緒に楽しく『広げ学習』をしていきましょうヾ(≧∇≦*)/
『広げ学習』とは、気になったことなどを調べながら、広~く・深~く知識を身につけてい学習のことです。(by ねこ太)
↑↑
全部が予想問題だから、初めて出会う問題ばかり!
自分の力試しとか、復習するのにとってもいいかも♪
BMIの計算式と基準値
【BMIとは】
BMI(Body Mass Index)とは体格指数といわれ、成人における『肥満度を表す指標』である。
BMIは国際的な指標で、計算式も世界共通です。
BMIの計算式
【BMIの計算式】
BMI=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
上の式って何となく分かりにくいかったりしませんか?
立体的で見やすい形の方が頭に入りやすいですよね。
わたしは以下のような形で覚えています。
単位も『kg(キログラム)』『m(メートル)』で覚えておいた方がよいですすが‥
最悪‥単位を忘れても実は大丈夫です!
なぜなら‥次のBMIの基準値は2桁ですから、そうなるように調整してしまえばいいからです。
BMIの基準値
BMIの基準値は以下のようになっています。
まずは『標準』を規準として覚えると‥他のも覚えやすいですよね♪
ちなみに‥BMIが25を超えると‥脂質異常症・糖尿病・高血圧といった生活習慣病のリスクが『2倍』に上がります!
へぇ~そうなんですね!
ちなみに‥私は、看護学校の1年生(18.5歳)のときに初めてBMIを覚えたので、それで『18.5~』というのも忘れることはありません!
ここで、ちょっと話は変わりますが‥覚えておいて損がない!
『ちなみに情報』をお教えします。
実習でも‥国試でも役立ちますよ♪
BMIにおける標準体重を導き出すことができます。
標準体重とは、たしか‥統計的に肥満と関連性のある脂質異常症・高血圧・糖尿病とかの病気が最も発症しにくい体重のことでしたね!
BMIの標準は「18.5~25」でしたが、「19~25」とするとちょうど真ん中は‥「22」です。
なので‥BMIを22として、身長から体重を算出すると、それが「標準体重」となります。
具体的には以下の方程式になります。
1日の必要エネルギー量
そして、もう1つ‥必要エネルギー量を求める場合の式があります。
ハリス・ベネディクトの式も有名ですが‥以下に紹介する方法も簡便で使い勝手が良いので、知っておくと有用です!
【必要エネルギー量の求め方】
必要エネルギー量=標準体重×活動係数
(活動係数)
わたしは、軽い労作は「25~」、中等度は「30~」、重度は「35~」で「5」ずつ増えると覚えています!
患者さんの身長さえ分かれば‥標準体重も‥必要エネルギー量も分かってしまいます♪
これに基づいて計算すると‥以下のようになります。
カウプ指数の計算式と基準値
【カウプ指数とは】
カウプ指数とは、乳幼児における『肥満度・身体発育状況を表す指標』である。
一般的には生後3か月以降の乳児から5歳くらいまでの幼児に対して用いられます。
カウプ指数の計算式
【カウプ指数の計算式】
カウプ指数=BMI=[体重(g)×10]÷[身長(cm)の2乗]
これもBMI同様に分かりにくいので‥立体的で見やすい形にしていきます。
「体重」を「体重」で割るので、体重の単位は統一していれば、何でも変わりありません。
なんか‥『BMI』に似ていますね!
良い所に目をつけましたね~♪
では、単位をBMIと同じ単位「kg(キログラム)」「m(メートル)」に変えてみましょう!
えっ、『BMI』と全く同じ!
そうなんです!誰も教えてくれませんでしたが、学生のときBMIと比較してみようと思って変換してみて、わたしもビックリしました~!!なので‥今後も忘れることはありません!
実はカウプ指数とBMIは同じものなのです。
乳幼児の身長と体重に合わせて、単位を身近な『cm』と『g』に変えただけですね。
なので‥BMIさえ覚えていれば‥実はカウプ指数の計算式は覚える必要はなさそう‥ですね♪
カウプ指数の基準値
本当は『1歳6か月』のバージョンもあるのですが‥紙面のバランスの都合上、載せておりません‥。ゴメンなさい‥。
別にいいですよ!だって‥これを全部覚える必要はなさそうですもんね‥。
年齢によって標準の数値が変わることは覚えておきますね♪
わたしも、ナス美さんのように心の広い人間を目指します!
成人ではBMIは「18.5~25」が標準でしたが、子供の標準はだいたい‥『14~18』くらいという感覚を持っておくといいかもしれませんね!
そして、どの年齢においても『20以上』は太りすぎ、『13未満』はやせ過ぎと言えそうです。
ローレル指数の計算式と基準値
【ローレル指数とは】
ローレル指数とは学童における『肥満度・身体発育状況を表す指標』である。
ローレル指数は小学生から中学生までは対応できます。
高校生までいくとBMIが用いられます。
ローレル指数の計算式
【ローレル指数の計算式】
ローレル指数=[体重(kg)×10の7乗]÷[身長(cm)の3乗]
これも分かりにくいですね。
さらに‥10の7乗(1000万)というのは日常的には想像しにくいですね。
なので‥わたしは以下のような形で覚えています。
BMIもカウプ指数もローレル指数も全て単位は「kg(キログラム)」「m(メートル)」でよい訳です。
ローレル指数は(身長を3乗)しますが、ローレルの『ろ』と数字の『3』が似ているので、そんな観点からわたしは覚えていたりします。
ローレル指数の基準値
標準は130±15です。
ローレル指数は「3」と関わりが深いですね♪
肥満度の計算式と基準値
【肥満度とは】
肥満度とは標準体重に対して実測体重が何%上回っているかを示すもので、学童における『肥満度を表す指標』である。
※幼児にも適用されることがありますが、その際は基準値も変わります。
学童期の肥満度については『ローレル指数』がありましたね。
この肥満度はその簡易バージョンと考えておきましょう!
肥満度の計算式
【肥満度の計算式】
肥満度=[実測体重-標準体重]×100÷[標準体重]
これもBMI同様に分かりにくいので‥立体的で見やすい形にしていきます。
「体重」を「体重」で割るので、体重の単位は統一していれば、何でも変わりありません。
割合(%)っていうのは、感覚的に分かりやすいですね♪
肥満度の基準値
これも正常範囲を規準として覚えちゃいましょう!
標準体重の±20%が正常範囲です。
↑↑
勉強して疲れたら‥やっぱチョコレートでしょ♪
わたしは‥濃いカカオでビターテイストがやっぱり好きかな~。
看護師国家試験問題のねこ太解説
では、今まで学んできた知識を元に、はじめにみた看護師国家試験問題を解いていきましょう♪
看護師国家試験問題(第97回 午前122問)
身長100cm、体重28kgの幼児。
身体発育の評価はどれか。
1.肥 満
2.肥満傾向
3.標 準
4.やせすぎ
幼児における身体発育の評価を訊かれており、身長と体重が提示されているので、カウプ指数を用いて評価していけそうですね。
普通であれば‥体重も28000(g)に変換して計算するのでしょうが‥、『BMI』と同じと分かっているので、身長の単位を「m(メートル)」にして計算してみましょう!
すると‥見た瞬間に答えが出てしまいます。
そっか‥身長は100cmで1mだから、そのまま体重(kg)が値になるのね!
カウプ指数はBMIと同じで、標準は18.5よりも低かったですよね!
そして、どの年齢においても『20以上』は太りすぎ、『13未満』はやせ過ぎでしたね。
もしこのことを忘れてしまったとしても、『28』は高すぎですよね。
よって、『肥満傾向』ではなく、『肥満』と判断していきます。
答えは、「1」です。
ねこ太オリジナル確認問題
最後に、わたしが作成したオリジナル問題を解いてみましょう!
ローレル指数〈Rohrer index〉の計算式はどれか。
1.体重(g)÷身長(cm)2×10
2.体重(g)÷身長(cm)2×104
3.[体重(kg)×10の7乗]÷[身長(cm)の3乗]
4.[体重(kg)×10の5乗]÷[身長(cm)の3乗]
5.実測体重(kg)-標準休重(kg)÷標準体重(kg)×100
ローレル指数の計算式そのものを問われている問題ですね。
この問題を見ると‥やはり原型となる式を覚えた方がいいのかな~。
もちろん原型で覚えていれば、あっさり解ける問題ですね。
でも忘れてしまっては意味がないので、まずは忘れにくい形で覚えることをオススメします。
わたしが考えた式で覚えていても、この問題は単位を変換するだけで、サクッと解けてしまいます♪
ローレル指数は分母の身長を3乗するので、その時点で「1」「2」「5」は違いますね。
ちなみに‥「1.体重(g)÷身長(cm)2×10」はカウプ指数で、
また「5.実測体重(kg)-標準休重(kg)÷標準体重(kg)×100」は肥満度です。
「3」「4」は体重が「kg(キログラム)」、身長が「cm(センチメートル)」ですので、変換してみましょう!
なので、答えは「3.[体重(kg)×10の7乗]÷[身長(cm)の3乗]」です。
BMI、肥満度、カウプ指数、ローレル指数の計算のコツ
ちょっと計算のコツをお伝えします。
基本的に‥これらの『肥満度を表す指標』は分数の形の式になっていますので、一つ一つを計算するのはできる限り避けていくことをオススメします。
なぜなら‥計算ミスしやすいからです。
できる限り『約分』をして、最後に掛けたり割ったりしましょう!
それがとても地味に有効です。
さいごに‥まとめ♪
わたしは、BMI、肥満度、カウプ指数、ローレル指数の覚え方は自由だと思っています。
わたしの場合‥単位変換などに対しても苦手意識がないので、『ねこ太式』で覚えていますが、『原型』がフィットする人はそれで良いと思います。
なので‥ムリにどちらかにする必要はありません♪
ちなみに‥わたしの場合は繰り返し復習していたのもあって、今は『原型』も自然と頭に残っています!
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
とにかく、始めの内は計算式や基準値など忘れては覚えるの繰り返しです。
わたしの場合は、余りにも何度も忘れるので「本当~に自分は才能ないな‥」といつも思っていました。
でも、諦めることなくやっていれば覚えられますから‥何の心配もしなくて大丈夫です♪
忘れたら‥何度でも復習していきましょうね!
まずは看護師国家試験の合格🌸に向けて、これからも一緒にがんばっていきましょうo(*^▽^*)o
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