こんにちは!ねこ太🐈です。
「妊娠週数の数え方」や「受診間隔」は看護師国家試験にもよく出題される部分ですよね。
そして、そんなに難しい問題も出題されないので、確実に点数を取っていきたい所でもあります。
でも‥何度も勉強しているのに、なかなか覚えられない‥すぐに忘れてしまう‥なんてことは、ありませんか?
ぼくは、物覚えも悪かったので‥しょっちゅうありました (๑´· ₃ ·̀๑)
なので、覚え方を工夫したり、何度も繰り返し復習をしていきました!
今回は、「妊娠週数の数え方」や「受診間隔」について、バッチリ克服していきたいと思います!
看護師国家試験に向けて確かな実力をつけるための学習を一緒にしていきましょうヽ(*^^*)ノ
妊娠週数に関する看護師国家試験問題を解いてみよう!
良かったら、まず以下の2問を解いてみましょう!
看護師国家試験問題(第111回 午前103問)
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(30歳、初産婦)はX年2月5日に妊婦健康診査のために来院した。X年2月のカレンダーにAさんの受診日と分娩予定日を示す。
看護師は、医師からAさんの母子健康手帳に受診時の妊娠週数と日数を記入するよう依頼された。
Aさんの受診時の妊娠週数および日数で正しいのはどれか。
1. 妊娠35週5日
2. 妊娠35週6日
3. 妊娠36週5日
4. 妊娠36週6日
看護師国家試験問題(第105回 午後106問)
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(28歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。月経周期は28日型で、最終月経は3月2日から4日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。
3月と4月のカレンダーを示す。
本日、4月14日のAさんの妊娠週数および日数を最終月経から求めよ。
解答:妊娠①週②日
2問とも妊娠週数の数え方さえ分かっていれば解ける問題ね!
「妊娠健康診査」とか「母子健康手帳」とか‥そういった言葉も何か苦手意識があるな~。
看護師国家試験問題を解くための学習を通して、「いろいろな苦手意識も少しずつなくしていければ!」と思います。
それでは‥ねこ太🐈と一緒に楽しく『広げ学習』をしながら、『知識』と『思考力』をサクッと身に付けていきましょうヽ(*^^*)ノ
『広げ学習』とは1問を解くことを通して、広~く深~く学習をして、3~4問解けるだけの知識を身につけていく学習のことです。(by ねこ太)
妊娠週数の数え方
いきなり細かい部分に入っていくのではなく、まずはザックリと『妊娠週数』について復習していきたいと思います♪
そして気になるところがあれば‥随時追加をしていきましょう!
出産予定日
赤ちゃんの出産予定日は最終月経の『開始日』から数えて280日目になります。
あれっ、そういえば、妊娠から出産までの日数って「十月十日(とつきとうか)」っていうんじゃなかったのかな?
昔はそのように言っていました。
でも、今はWHO(世界保健機構)で「1週を7日とし、妊娠持続を40週とする」としていて、日本もそれに倣(なら)っています。
1か月を4週間(28日)と考えると‥10か月。
でも実際には1か月は28日以上あるので‥9か月とプラス何日かになります。
なので、日本では妊娠期間は「10か月」という認識ですが、海外では妊娠期間を「9か月」といっている所もあります。
妊娠週数と妊娠月数
よく妊娠〇週〇日って書かれているのをみるけど、280日目って何週何日になるんだろう?
最終月経初日を「0週0日」と表記しますので、280日目は「妊娠(満)40週0日」となります。
ちなみに‥「満」という字を省略して書くことが多いです。
また妊娠週数では『満』で考えますが、妊娠月数は『数え』の考え方です
【満と数えの違い】
「はじまり」を0(ゼロ)としてカウントするのが『満』の考え方
「はじまり」を1(イチ)としてカウントするのが『数え』の考え方
医学的には『妊娠週数』で考えます。
ちなみに‥日本の一般社会では『妊娠月数』で考えることが多いです。
確かに‥普通の会話で「いま妊娠28週!」って言われてもピンとこないけど‥妊娠8か月って言われると‥「あ~そのくらいね!」ってなるかも。
妊娠週数では日のカウントは「0日」から始まって「6日」で終わり、次の日は週数が「1週」増えて、日のカウントは「0日」に戻ります。
つまり「妊娠0週0日」と「妊娠1週0日」‥「妊娠40週0日」は同じ曜日となります。
月経周期と出産予定日
ちなみに‥出産予定日が280日目となるのは月経周期が28日の人の場合です。
月経周期がそれよりも長い人は排卵日もそれによって遅れるはずなので、出産予定日もその分、遅くなるはずですね。
そっか、妊娠0週0日は受精した日ではないんだ‥。
そうなんです。
月経周期が28日の人であれば、妊娠0週14日頃に排卵して受精していると考えられます。
でも、月経週数が短かったり、長かったりする場合は以下のように考えますよ。
【月経周期による出産予定日のズレ】
月経周期が26日の人⇒(月経開始後12日目頃に排卵)⇒出産予定日は278日目
月経周期が27日の人⇒(月経開始後13日目頃に排卵)⇒出産予定日は279日目
月経周期が28日の人⇒(月経開始後14日目頃に排卵)⇒出産予定日は280日目(通常)
月経周期が29日の人⇒(月経開始後15日目頃に排卵)⇒出産予定日は281日目
月経周期が30日の人⇒(月経開始後16日目頃に排卵)⇒出産予定日は282日目
そうなんだ~!でも、月経周期が不順な人の場合はどうやって妊娠予定日を決めるんだろう?
鋭い疑問ですね!
その場合は‥病院で検査をして妊娠予定日を算出します。
実は、最終月経から妊娠週数を考えるのは、あくまで排卵(受精)した日を予測しての話です。
実際はそれとズレることも考えられますよね。
そのため、病院を受診した際に、出産予定日が変わることがあります。
いつ、どのように検査をするかというと‥
【検査による出産予定日の計算】
妊娠8~11週に超音波検査で胎児頭殿長(胎児の頭の先からお尻までの長さ)を計測する。
妊娠8~11週における胎児頭殿長は人による差がほとんどないと言われています。
なので、遅くとも妊娠12週までには出産予定日は決まります。
妊娠週数と妊娠期間の区分
妊娠期間は妊娠初期・妊娠中期・妊娠後期の3つの区分に分けられています。
「妊娠初期ー中期ー後期」は妊娠月数でいうと「4か月ー3か月ー3か月」ですね。
なので、わたしはこれを勝手に「4-3-3」の法則と呼んでいます。
妊娠初期では、妊娠5週目からは「胎盤から分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」によって、妊娠検査薬(尿検査)に陽生反応がでるようになります。
また妊娠5週目は体内のホルモンバランスが変化することでつわりの症状が出始め、体調が不安定になりやすい時期です。
【つわりの時期】
一般的に妊娠5週目~妊娠13週頃 ※個人差もある
妊娠中期では、つわりの症状もなくなり、体調が落ち着いてくる時期です。
妊娠15週頃には胎盤が完成し流産の危険性が減ることから、一般的に妊娠16週に入る頃から「安定期」と呼ばれます。
妊娠後期は、お腹が大きくなり、張りを感じることも増えてくる時期です。
胎児においては、臓器の機能が充実してきて、髪の毛やつめが伸びてきます。
ちなみに‥医学用語ではありませんが、「臨月」とは36週0日から39週6日までの出産予定日前の1ヶ月のことを指す言葉です。
ネーゲレ概算法
出産予定日は280日目で算出しますが、もっと簡単に出す方法があります。
それは『ネーゲレ概算法』と呼ばれるものです。
【ネーゲレ概算法】
出産予定月=最終月経のあった月+9(12を超えた場合は12を引いて算出する)
出産予定日=最終月経の開始日+7
数字が苦手なわたしには‥まさに苦(9)難(7)な道ね‥。
なんて言っている間に覚えちゃった~♪
※あくまで概算(おおよその計算)なので、280日とは数日ズレることがあります。
(例)月経周期が28日で、最終月経の開始日が2月3日の場合
月=2+9=11 ⇒ 11月
日=3+7=10 ⇒ 10日
出産予定日は11月10日となります。
(例)月経周期が28日で、最終月経の開始日が6月27日の場合
月=6+9=15 ⇒ 15-12=3月
日=27+7=34 ⇒ 34日
この場合、3月は31日まであるため、出産予定日は4月3日となります。
3月が31日まであるとかなんて、分からないんだけど‥。
大丈夫ですよ!
簡単に覚えられる方法があります。
でも、これは覚えなくても看護師国家試験ではたぶん大丈夫ですので、社会常識として覚えてもいいかな~という人は覚えちゃいましょう。
【語呂合わせ‥西向く侍(にしむくさむらい)】
逆に2月、4月、6月、9月、11月は「31日」までない月です。
つまり‥4月、6月、9月、11月は「30日」で、2月はうるう年だと「29日」、うるう年以外だと「28日」です。
逆に‥2月、4月、6月、9月、11月以外の月は「31日」まであります。
なお、「さむらい」は武士のことで、「士」を分けると‥「十」と「一」となり11月となるわけです。
「西向く侍⇒に・し・む・く・さむらい⇒2・4・6・9・11」となります。
分娩週数の統計データ
下記は2019年度の分娩週数別にみた分娩件数の統計データです。
ちなみに‥分娩とは「赤ちゃんが母体から完全に娩出されて妊娠を終了すること」で、医学用語です。
一般的には、「出産」や「お産」と呼ばれます。
出産の時期は、赤ちゃんを基準に考えて、大きく以下の3つに区分されます。
早産(妊娠22週0日から妊娠36週6日)
⇒正期産より前の出産のことで、早く生まれた赤ちゃんほど、呼吸障害や脳出血、感染症などの重篤な障害が出現する可能性が高い。
早産より早い時期の出産‥つまり妊娠22週0日未満の出産を全て「流産」といいます。
妊娠22週未満の赤ちゃんは母体外では生きていけないと考えられています。
正期産(妊娠37週0日~妊娠41週6日)
⇒赤ちゃんの脳や皮膚や肺などの体の各機能が十分に成熟していて、母体外での生活もスムーズに適応することができる。
過期産(妊娠42週0日以降)
妊娠42週0日以降に出産すること。
巨大児(出生体重が4,000g以上)となりやすく、羊水過少、胎便吸引症候群、胎盤の機能低下などが起こりやすい。
妊娠42週以降は、胎児の死亡率が急上昇するため、日本では母子の生命の守る観点から誘発分娩(子宮収縮薬などを用いて陣痛を開始させること)が行われることが多いです。
妊娠週数と受診間隔
妊婦さんは定期的に病院を受診していて、このことを妊婦健診もしくは妊娠健康診査といいます。
【妊婦健診(妊娠健康診査)】
妊婦さんや胎児の健康状態を定期的に確認するために行われる受診
妊娠は病気ではないため、妊婦健診で健康保険の適用はありません。
健康保険が使えない代わりに、市区町村から補助券が配布されて、使うことができます。
次の「母子手帳」で詳しく学んでいきましょう!
受診間隔は以下の厚生労働省が作成したパンフレットの表をご覧ください。
引用:厚生労働省(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken13/dl/02.pdf)
妊娠初期から23週までは「4週間に1回」の受診間隔ですが、その後は妊娠週数が増える度に受診間隔も短くなっていきます。
わたしの場合は、週数で覚えるのは大変なので、月数で頭に入れています。
初めに見た「妊娠区分」で考えてみると以下のようになります。
こんな感じでイメージをしておくと覚えやすくなるかと思います。
覚え方は自由ですので、週数で覚えられる方はそれでOKです!
受診間隔以外にも、計測・検査・保健指導の時期や内容についても、今回はザックリと確認しておきましょう!
母子健康手帳
母子健康手帳は、一般的に「母子手帳」と呼ばれているものです。
自分の住んでいる市区町村の役所で「妊娠届」を提出することで、その場でもらうことができます。
母子健康手帳は、赤ちゃんの心拍が確認できる妊娠6週~10週頃にもらうのが一般的ですが、決まりはありません。
妊婦健診の費用は病院によって費用は異なりますが、だいたい1回3000~7000円かかります。
また特別な検査を受ける場合でも1~2万円/回ほどです。
一般的に妊婦健診の回数は、出産までに14回程度となるため、合計の費用は15万円程となります。
本来であれば、全て自己負担になりますが‥。
母子健康手帳には、「妊婦健康診査受診票」という補助券が付いてる為、交付されたら公費補助を受けながら妊婦健診を受けることができます。
「妊婦健康診査受診票」という補助券の枚数や額も市区町村によって異なりますが、平均約10万円程度となっています。
なので、その差額‥5万円程度が自己負担になります。
【妊婦健診における自己負担額】
自己負担額 = 妊婦健診の費用 - 公費補助 = 約5万円
母子健康手帳には以下のような内容が書かれています。
【母子健康手帳の内容】
【全国共通部分】
妊娠経過、出産、小学校入学前までの子どもの健康状態、発育、発達、予防接種などの記録
【市区町村による任意の記載部分】
妊娠中の注意点など
ここまで少し長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。
あと‥もう一息がんばっていきましょう!
最初の看護師国家試験問題を解いてみよう!
では、勉強してきた知識を元に、始めの2問を解いていきましょう。
看護師国家試験問題(第111回 午前103問)
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(30歳、初産婦)はX年2月5日に妊婦健康診査のために来院した。X年2月のカレンダーにAさんの受診日と分娩予定日を示す。
看護師は、医師からAさんの母子健康手帳に受診時の妊娠週数と日数を記入するよう依頼された。
Aさんの受診時の妊娠週数および日数で正しいのはどれか。
1. 妊娠35週5日
2. 妊娠35週6日
3. 妊娠36週5日
4. 妊娠36週6日
まず問題文に「Aさん(30歳、初産婦)はX年2月5日に妊婦健康診査のために来院した。」と書かれていますね。
わたしたちは、今勉強してきましたので‥「妊婦健康診査」という言葉が出てきた時点で、「Aさんは妊婦さんなんだな~」ことがすぐに分かります。
お腹の中の胎児とAさんの健康状態を見てもらうために受診している訳ですね。
問題になかったとしても、「妊娠何週目のどんな時期なんだろう?」ということが気になってしまいますね♪
では、Aさんの出産予定日から今回の受診日の妊娠週数を求めてみましょう。
2月28日(土)が出産予定日なので、この日が「妊娠40週0日」です。
そうすると‥3週間前の2月7日(土)は「妊娠37週0日」となります。
そして、その1日前は「妊娠37週6日」となるので‥。
そっか~、2月5日は「妊娠36週5日」ですね!
その通りです。
そして妊娠36週5日は妊娠10か月(妊娠36週0日~39週6日)ですので、妊娠区分としては後期、そして受診間隔は1週間1回ということも分かりますね♪
答えは、「3」です。
看護師国家試験問題(第105回 午後106問)
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(28歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。月経周期は28日型で、最終月経は3月2日から4日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。
3月と4月のカレンダーを示す。
本日、4月14日のAさんの妊娠週数および日数を最終月経から求めよ。
解答:妊娠①週②日
先程の問題は出産予定日から「現在」の妊娠週数を求められていました。
この問題では、最終月経から「現在」の妊娠週数を求められています。
この問題を解くポイントはいつを妊娠0週0日とするか‥ですね♪
たしか‥最終月経の開始日だったよね!
その通りです!
では、Aさんの今回の受診日の妊娠週数を求めてみましょう。
最終月経の開始日は‥3月2日で、その日が「妊娠0週0日」となります。
本日4月14日は「妊娠何週何日」なのか‥図に書き込みながら、考えてみましょう。
3月2日(月)が『最終月経の開始日』なので、この日が「妊娠0週0日」です。
そうすると‥6週間後の4月13日(月)は「妊娠6週0日」となります。
そして、その1日後は「妊娠6週1日」となりますね。
なので答えは、妊娠「6」週「1」日です。
看護師国家試験【ねこ太オリジナル確認問題】
最後に、ぼくが作成したオリジナル問題を解いてみましょう!
妊娠週数の考え方で正しいものはどれか。
1.最終月経の開始日を「妊娠0週1日」とする
2.最終月経の最終日を「妊娠0週0日」とする
3.受精した日を「妊娠0週0日」とする
4.出産予定日は「妊娠40週0日」である
まず順番にみてみましょう!
「1.最終月経の開始日を「妊娠0週1日」とする」
「2.最終月経の最終日を「妊娠0週0日」とする」
「3.受精した日を「妊娠0週0日」とする」
最終月経の開始日を「妊娠0週0日」としますので、3つとも「×」となります。
卵子を排卵・受精した日は、月経周期が28日の人は月経開始後14日目(妊娠2週0日)頃となります。
「4.出産予定日は「妊娠40週0日」である」
出産予定日は最終月経の開始日から280日後ですので、「妊娠40週0日」となります。
よって、答えは、「4」です。
妊娠経過について誤っているのはどれか。
1.妊娠検査薬は妊娠4週から判定が可能である
2.つわりは妊娠5週目頃から現れる。
3.妊娠15週0日は妊娠初期である。
4.妊娠37週0日から妊娠41週6日が正期産である。
「1.妊娠検査薬は妊娠4週から判定が可能である」
妊娠検査薬は胎盤から分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が尿中に排泄されることで陽性反応がでるようになります。
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)は早ければ妊娠3~4週から分泌され始めますが、まだ量が少なく、確実に反応をみるためには妊娠5週目以降が推奨されています。
よって、「1」は「×」です。
「2.つわりは妊娠5週目頃から現れる」
胎盤からhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が分泌されるなど、体内のホルモンバランスの大きな変化がつわりの原因と考えられています。
なので、妊娠5週目から見られることが多いです。
一般的には、妊娠5週目~妊娠13週頃でしたね!
よって「2」は「〇」となります。
「3.妊娠15週0日は妊娠初期である。」
「妊娠初期ー中期ー後期」は妊娠月数でいうと‥「4-3-3」でしたね。
妊娠15週は妊娠4か月目ですので、妊娠初期に当たります。
よって「3」は「〇」となります。
「4.妊娠37週0日から妊娠41週6日が正期産である。」
これは‥正しいですね。正期産は39週を中心として前後±2週間です。
答えは、誤っているものを問うているので‥「1」が正解となります。
最終月経開始日が6月1日の場合、ネーゲレ概算法で、出産予定日を求めなさい。
選択肢は‥ないのですか?
もうここまで来たら、選択肢なしで答えを出していきましょう!
ネーゲレ概算法は‥月にプラス9、日にプラス7でしたね!
【ネーゲレ概算法】
出産予定月=最終月経のあった月+9(12を超えた場合は12を引いて算出する)
出産予定日=最終月経の開始日+7
なので、月=6+9=15であるため、12を引いて、3月となります。
また日=1+7=8であるため、8日となります。
答えは、3月8日です。
さいごに♪
大事な所をちょっと確認しておきましょう!
【妊娠週数の数え方】※月経周期28日の場合 ※妊娠週数は「満」で数える。
最終月経の開始日⇒「妊娠0週0日」とする。
出産予定日⇒280日目の「40週0日」
【受診間隔】
始めの6か月⇒4週間に1回
次の3か月⇒2週間に1回
最後の1か月⇒1週間に1回
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
まずは、看護師国家試験合格‥そしてその先にある臨床で楽しく看護するための『力』をつけていくこと目標に、一緒にがんばっていきましょうo(*^▽^*)o
〈その他のオススメ記事〉
コメント