こんにちは!ねこ太🐈です。
今回は、小児の成長発達の中でも、身長と体重についてバッチリ克服していきます!
一回覚えても‥すぐに忘れちゃうのだわさ。
うんうん。
もしくはどっちが1歳で2倍になるのって身長?体重?
って迷ったりするんだよね。
そうですよね。
では、しっかり覚えられるように、一緒に楽しく勉強していきましょうヽ(*^^*)ノ
小児の身長・体重に関する看護師国家試験問題を解いてみよう!
良かったら、力試しと思って‥ぜひ看護師国家試験問題を解いてみてくださいね!
後半の『看護師国家試験問題のねこ太解説』で解き方を解説していきます。
看護師国家試験問題()
看護師国家試験問題 (第104回 午後77問)
1歳0か月の幼児の標準的な身長と体重の組合せで正しいのはどれか。
1.身 長55cm ― 体 重6kg
2.身 長75cm ― 体 重6kg
3.身 長75cm ― 体 重9kg
4.身 長100cm ― 体 重9kg
5.身 長100cm ― 体 重12kg
では‥この看護師国家試験問題を解くのはもちろん♪
授業のテストや臨床で活かせる知識を身に付けるために、これから一緒に楽しく『広げ学習』をしていきましょうヾ(≧∇≦*)/
『広げ学習』とは、気になったことなどを調べながら、広~く・深~く知識を身につけてい学習のことです。(by ねこ太)
小児の身長・体重
生まれたばかりの新生児の身長と体重はとってもシンプルです。
【出生時の身長・体重】
身長⇒50㎝
体重⇒3kg
そういえば‥自分の出生時の体重は2800gだったな!
体重は親に訊いて覚えてるけど、身長はきいてなかったな~。
うんうん。
自分の事に置き換えると覚えやすいですよね。
ぜひ、身長も確認してみましょう。母子手帳にも載っていますよ。
小児の体重
【小児の体重の変化】
出生時⇒3kg
3~4か月⇒6kg(出生時の2倍)
1歳⇒9kg(出生時の3倍)
2歳6カ月⇒12kg(出生時の4倍)
まずは‥このくらいまで覚えておけば、バッチリです。
わずか3~4カ月で体重が2倍になります。
それはちょっと想像できないけど、スゴイですよね。
生後1ヶ月くらいの赤ちゃんは、ミルクをグビグビ飲みます。
だいたい1日8回(1回100ml)でトータル800ml。
カロリーに置き換えると800kcalになります。
わたしが2000kcalくらいだから、あの小さい身体でわたしの半分近く摂っているのね。
それじゃあ、大きくなるのも納得だわさ。
体重増加の曲線は始めは急激ですが、時間の経過と共に少しずつ緩やかになっていきます。歩き始める頃には体重が3倍になります。
そして、幼稚園に通い始める前に、4倍になると覚えておきましょう。
だいたい3~4か月くらいで首がすわり、1歳で独り歩きを始めます。
そして、2歳半くらいの幼稚園に入園前に三輪車に乗り始めるのが一般的な経過です。
首がすわる3~4か月頃に体重が2倍!
独り歩きを始める1歳頃に体重が3倍になる!
三輪車に乗り始める2歳半頃に体重が4倍になる。
小児の成長と発達を関連させながら、こんなイメージをもって一緒に覚えていくと忘れにくいですね。
生理的体重減少
ちなみに‥赤ちゃんが生まれてすぐは‥そんなにミルクを飲むことができません。
なので、生まれてから2~3日間は体重が減少(出生時の5~10%)していきます。
これを生理的体重減少といいます。
え~っと、5~10%というと‥どのくらいだろう?
体重が3000gとすると‥150g~300g!
つまり2700g~2850gになります♪
そして、生後7~10日で元の出生時の体重に戻ります。
【生理的体重減少】
生後2~3日で起こる体重減少(出生時の5~10%体重が減少する)
小児の体重の正常と異常
小児の体重から肥満なのか、痩せなのか判断をする際に用いるツールが2つあります。
それが『カウプ指数』と『ローレル指数』です。
カウプ指数⇒乳幼児を対象⇒正常範囲はだいたい15~18 ※月齢によって正常値も変化
ローレル指数⇒学童期(小中学生)を対象⇒正常範囲は115~145
計算式などさらに詳しく学びたい方は、下記の記事をご参照くださいね。
小児の体重の変化のまとめ
【小児の体重の変化のまとめ】
出生時⇒3kg
3~4か月(首がすわる)⇒6kg(出生時の2倍)
1歳(独り歩き)⇒9kg(出生時の3倍)
2歳6カ月(入園前)⇒12kg(出生時の4倍)
小児の身長
【小児の身長の変化】
出生時⇒50cm
1歳⇒75cm(出生時の1.5倍)
4歳⇒100cm(出生時の2倍)
身長については、このくらいまで覚えておけば、バッチリです。
体重は2倍になるのに3~4か月だったから、体重と比べると‥身長の伸びは遅いですね。
そうですね。
体重は身体の体積(縦×横×奥行⇒長さの3乗)に比例しますが、身長は縦の長さでした。
なので、例えば身体が全体的に1.5倍になると‥体積は1.5×1.5×1.5=3.4倍(約3倍)になります。
1歳 ⇒ 身長は1.5倍 ⇒ 体重は3倍
なるほど~。
面白いですね♪
ぼくは、『1歳で身長は1.5倍になる』これを基準に覚えて、そこから3乗すると3倍になったな~という感じで思い出したりします。
1歳は歩き始める年齢でもありますので、そんな子供を想像してみると‥身長は75㎝(1.5倍)というのもイメージしやすかったりします。
そして、幼稚園に入った後、年少クラスにいる間(4歳)で身長は2倍の100cmになります。
ちなみに‥4歳はどんな年齢化というと‥この頃はケンケンができたり、ハサミが使えるようになる時期で、心身のコントロールを身につけていきます。
【小児の身長の変化のまとめ】
出生時⇒50cm
1歳(独り歩き・体重が3倍)⇒75cm(出生時の1.5倍)
4歳(年少クラス、ケンケンやハサミが使える)⇒100cm(出生時の2倍)
小児の身長・体重のまとめ
では、体重と身長を合わせて表にまとめましたので、最後に確認をしておきましょう!
ちょっと忘れてしまった部分もあったけど、確認できました。
わたしも‥。
でも、ときどき確認して繰り返し覚えていけば大丈夫そう!
看護師国家試験問題のねこ太解説
では、今まで学んできた知識を元に、はじめにみた看護師国家試験問題を解いていきましょう♪
看護師国家試験問題 (第104回 午後77問)
1歳0か月の幼児の標準的な身長と体重の組合せで正しいのはどれか。
1.身 長55cm ― 体 重6kg
2.身 長75cm ― 体 重6kg
3.身 長75cm ― 体 重9kg
4.身 長100cm ― 体 重9kg
5.身 長100cm ― 体 重12kg
では、問題を解いていきましょう!
え~と出生時は身長が50cmで、体重が3kgだったよね。
それと、身長が出生時の1.5倍だから‥3乗して体重は約3倍ね!
ということで、正解は3.身 長75cm ― 体 重9kgとなります。
さいごに♪
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
小児の身長・体重は、ちょっと覚えることも多くて大変かもしれません。
でも、大事なポイントだけで大丈夫なので、しっかり覚えちゃいましょう。
とにかく、始めの内は忘れては覚えるの繰り返しです。
なので‥何の心配もしなくて大丈夫です♪
忘れたら‥何度でも復習していきましょうね!
まずは看護師国家試験の合格🌸に向けて、これからも一緒にがんばっていきましょうo(*^▽^*)o
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