こんにちは!ねこ太🐈です。
今回は、『ホメオスタシス』と『体液組成』についてバッチリ克服していきます!
それでは、国試合格🌸に向けてねこ太🐈と一緒に楽しく勉強していきましょうヽ(*^^*)ノ
自分でノートにまとめるより、参考書に書き込んで勉強していくタイプの人にはレビューブックがすごくオススメです!
ちなみに‥わたしもそういうタイプです♪
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『ホメオスタシス』に関する看護師国家試験問題を解いてみよう!
良かったら、力試しと思って‥ぜひ看護師国家試験問題を解いてみてくださいね!
後半の『看護師国家試験問題のねこ太解説』で解き方を解説していきます。
看護師国家試験問題(第106回 午後73問)
ホメオスタシスに関与するのはどれか。2つ選べ。
1.味 蕾
2.筋紡錘
3.痛覚受容器
4.浸透圧受容器
5.中枢化学受容体
では‥この看護師国家試験問題を解くのはもちろん♪
授業のテストや臨床で活かせる知識を身に付けるために、これから一緒に楽しく『広げ学習』をしていきましょうヾ(≧∇≦*)/
『広げ学習』とは、気になったことなどを調べながら、広~く・深~く知識を身につけてい学習のことです。(by ねこ太)
↑↑
全部が予想問題だから、初めて出会う問題ばかり!
自分の力試しとか、復習するのにとってもいいかも♪
ホメオスタシスとは
よく聞くけど‥説明するとなると‥何て言えばいいのかな?
説明文の穴埋めとかならできても、自分の言葉だけで説明しようとすると、難しいですよね。
でも、それができれば‥バッチリ理解できたということでもあります!
では、さっそく『ホメオスタシス』の定義から確認していきましょう。
【ホメオスタシスとは】
身体の中の内部環境を一定に保とうとする調節機構。恒常性ともいう。
なんか‥分かりづらいけど‥。
言葉の定義って、厳密であるが故に‥難しい説明になってしまいますよね!
でも、そんな言葉を分かりやすくするために‥ちょっと具体的に考えてみましょう♪
人の体温は外気温が何度でも‥36℃くらいで一定に保とうとする働きがあります。
これが『ホメオスタシス』です。
でも‥わたしは冷え性で‥特に冬は足が冷たくなって36℃もないような‥。
確かに‥手とか足先などは冷たいかもしれませんね。
でも、身体の中心部はどうでしょうか?
ホメオスタシスによって、表面温度(外殻温)は冷たくても、身体の内部環境‥中心部の温度(核心温)は一定に保たれています。
『体温』の他にも‥ホメオスタシスはいろいろな面で身体の内部環境を一定に保とうとしています。
【ホメオスタシスが働いているもの】
体温、血圧、体液量、浸透圧、pHなど
他に免疫とかもホメオスタシスと関係があったりするのかな‥?
『免疫』も身体に細菌がいない状態を保っているので、ホメオスタシス(恒常性)とも言えそうですね。
体液組成
では、ここからは『体液』が①何によって、②どのような状態に保たれているのか。
体液のホメオスタシス(恒常性)、つまり『体液組成』についてバッチリ勉強していきましょう!
はじめに‥「②どのような状態に保たれているのか」から見ていきましょう!
はじめは①じゃないんか~い!?
体液量(体液分布)
成人の場合、体重の約60%は体液(水分)で、残りの40%がタンパク質・脂質・ミネラルです。
わたしたちの身体って、水分の方が多いんだ~!
そうなんです!
ちょっとビックリですよね~。
でも、その驚きと一緒に印象に残しちゃいましょう。
もし「予想通り!」というように感じた人はスゴイセンスですので、「私の読み通りね~♪」といった感覚と一緒に覚えちゃいましょう。
体液(水分)60%の内訳として、40%は細胞内液で、20%は細胞外液です。
そして、細胞外液は組織液(間質液)と血液(血漿)に分かれます。
なんとなく、覚えやすそうな数字だけど‥覚えられるかな?
身体の半分以上は『水』という感覚から‥「60%」が水と覚えてしまいましょう。
小児の場合は、さらに10%増えて「70%」が水です。
確かに‥子供ってプニプニしていて、水分が多そうな印象があるかも。
【成人と小児の体液分布】
小児⇒体液(70%)、体液以外(30%)
成人⇒体液(60%)、体液以外(40%)
なるほど~。
「私たちの身体は水分が多い」ということ、「子供は大人よりも水分が多い」ってことを知っていれば‥忘れても何とか思い出せそうかも♪
60%ある体液はさらに‥「細胞内液」と「細胞外液」に分類されます。
この「60」を‥「大」「小」に分けてみましょう!
そうすると‥
「60」をキリの良い所で大・小の2つに分けるとすると…「40」と「20」しかないかな。
そうですね!
では、「細胞内液」と「細胞外液」はどちらが多いと思いますか?
それは‥「細胞外液」じゃないですか!
だって血液のことですよね。
残念ながら‥答えは「細胞内液」なんですが‥この間違いも記憶に残す重要な手段ですので、「まちがった~」くらい言葉に出して記憶に残してしまいましょう!
(ち~~~っくしょ~!!
ねこ太が、ヘンテコな質問したから~まちがったじゃないか~!)
なんか‥表情から読み取れそうですが‥。
あ~すっきりした~!
ねこ太せんぱい!もう忘れなさそうです♪
ハハハ‥。そ‥それは良かったですね♪
私たちの身体は、脳も皮膚や骨、筋肉、内臓など‥どこもかしこも、細胞の集まった組織でできています。
つまり、『細胞』が主役なのです。
細胞が生きやすいように環境として、細胞外液(組織液・血液)が存在しています。
つまり、『細胞外液』は縁の下の力持ちなんです。
まずは、この事を理解しておきましょう!
そう考えると‥細胞外液って必要最小限でいいと思いませんか?
なぜなら‥血液が多ければ‥心臓にそれだけ負担を与えることになりますよね。
細胞に栄養を送ったり、老廃物を回収したりするのに必要な分だけ血液を循環させれば十分という訳です。
そういった意味から、『細胞外液は少ない!』と覚えてもいいですね。
それと‥同時に、わたしは、頭の中に以下のようなイメージ図を持っています。
各組織は、ぷっくらとした細胞がギッシリと詰まったような状態になっていて、その隙間を埋めるように組織液(間質液)が満たしています。
このぷっくらとした細胞の中には水分が沢山含まれていて、それが細胞内液です。
また、組織液は、細胞外液の1つです。
そう考えると‥細胞内液と組織液はどちらが多そうですか?
組織液は細胞の隙間を埋めているだけだから‥少なそう。
組織液よりも細胞内の水分の方が多いんじゃないかな?
それと血液は、必要な分だけ組織に送ればいいと考えると、もっと少なくていいかも‥。
その通りですね!
そんな感覚と共に、細胞内液(40%)>組織液(15%)>血液(5%)の数字も覚えるといいかもしれませんね。
では、もう一度‥まとめていきましょう!
【体液量】
成人の場合、体重の60%が水分。
(内訳)細胞内液40%
細胞外液20%(組織液15%、血液5%)
体液の電解質バランス
まず、細胞内・細胞外といった体液の電解質もバランスが保たれています。
なので‥これもホメオスタシスな訳です。
では、どのように保たれているのか?
まずは、以下のグラフをご覧ください!
こ‥これは‥ちょっと覚えられないかも‥。
そうですよね‥。
でも、全部覚える必要はありませんから、大丈‥V(ブイ)です♪
大事な所から順番に押さえていきましょう。
【必須で覚えるべきポイント】
ポイント1.細胞内液には「K+」が多く、細胞外液には「Na+」が多い。
ポイント2.組織液と血液では電解質組成はほとんど変わらない。相違点は血液は組織液よりもタンパク質(主にアルブミン)が多い。
【できれば‥覚えた方がいいポイント】
ポイント3.細胞内液には「HPO42-(リン酸水素イオン)」「タンパク質」が多く、細胞外液には「Cl-」「HCO3-(炭酸水素イオン)」が多い。
【ポイント1】細胞内液には「K+」が多く、細胞外液には「Na+」が多い。
なんでだろう?
確かに不思議ですよね‥。
なんで細胞内液には「K+」が多く、細胞外液には「Na+」が多いのか‥逆はダメなのか!?
そういった根本的な理由は分かりません。
ただ‥どういった仕組で、そうなったのかは明らかになっています。
人体のほとんどの細胞は、細胞膜の内外で電位差(静止膜電位)を作り、活動電位を発生させることで、細胞が機能を果たしています。
【静止電位と活動電位の働きの例】
神経細胞⇒活動電位が発生することで、刺激を他の細胞に伝えることができます。
筋細胞⇒活動電位が発生することで、筋細胞自体を収縮させます。
この静止電位や活動電位に関係しているのが、「K+」や「Na+」といったイオンです。
細胞膜はリン脂質による二重膜構造をとっていますが、その膜には『チャネル』や『ポンプ』といったタンパク質が存在し、「K+」や「Na+」の細胞内外の移動に一役買っています。
細胞の構造については、以下の記事に詳しく書いていますので、ご覧ください。
⇒「【看護師国家試験勉強】解剖生理『細胞の構造と機能』バッチリ克服!」
特に、『Na-Kポンプ』は重要で、これはATP(エネルギー)を使って、2つの「K+」を細胞内に入れる代わりに、3つの「Na+」を細胞外へ出すという働きをしています。
それって‥細胞内にとっては3つのプラスの電気を失って、2つのプラスの電気をもらうから‥トータルでマイナスになるんじゃ‥。
そうなんです!
電位差が生じますよね‥これが静止電位です。
これに何らかの刺激が加わることで活動電位が発生して、細胞は活動する訳です。
細胞が機能するために、細胞内液には「K+」が多く、細胞外液には「Na+」が多かったんですね♪
ポイント2-①組織液と血液では電解質組成はほとんど変わらない
わ~本当に変わらないですね~!
覚えるのも楽そう‥。
若干の違いはありますが、組織液と血液ではほとんど変わりがありません。
実は、組織液と血液を隔てているのは‥毛細血管の血管壁です。
毛細血管の血管壁の隙間から水や電解質などの小さな分子やイオンは自由に出入りができるため変わらないのです。
それと、ちょっと気になったのは‥陽イオンは「Na+」で陰イオンは「Cl-」がスゴ~ク多いようだけど‥これって「NaCl」?。
スゴ~ク良い所に目をつけましたね!
細胞外液の電解質は、ほとんど「Na+」と「Cl-」が占めているので‥実は「食塩水」と余り変わないですね。
そういえば‥私たちの生活では、塩気のある料理が多いですよね!
私たちの母なる地球で、生命が誕生したのは海と言われています‥。
海水‥つまり塩水は細胞が生きやすい環境と言えるかもしれませんね!
点滴で生理食塩水が用いられるのも、細胞外液の電解質組成とほとんど変わらないからなんです。
ポイント2-②相違点は血液は組織液よりもタンパク質(主にアルブミン)が多い。
相違点は‥確かに組織液にはない「タンパク質」が血液にはありますね!
このタンパク質の正体は、アルブミンですが‥アルブミンはとっても大きいために、通常‥毛細血管の隙間を通って組織液の中には入ってこれません。
やっぱりそうなんですね!
そして‥これが‥『膠質浸透圧』の正体なんですね♪
この前、授業で勉強しました~。
先に言われてしまいましたね‥。でも、その通りです!
『膠質浸透圧』の『膠』は「にかわ」という意味ですが、主にタンパク質を意味します。
このタンパク質が血液にあるために、血液の浸透圧は高くなり、組織液から水を引っ張り込みます。
血液には『膠質浸透圧』があるということを分かっていると‥血液中にタンパク質がにあるというのも覚えやすいですね!
ポイント3.細胞内液と細胞外液の陰イオン
まず、細胞内液の陰イオンとして、「HPO42-(リン酸水素イオン)」「タンパク質」が多く存在しています。
なぜなのか?
そんなことは習わなかったな‥。
暗記すればいいのかと思っていました‥。
確かに、覚えればいいんです!
けれど、なかなか覚えられないんですよね。
なので、どうやって覚えればいいか、一緒に考えてみましょう♪
これは、確かに学校では余り説明されないと思います。
ただ考えれば、その理由は分からなくありません。
「HPO42-(リン酸水素イオン)」なんて、高校化学はもちろん、高校生物でも習います。
どんな所で勉強したでしょうか?
えっと‥何だろう?
ヒントは‥「エネルギー」です。
まったくわかりません!
答えは、「ATP」です。
「ATP」は「adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)」を略したもので、3つのリン酸がついたものです。
細胞では、この生体エネルギーである「ATP」のリン酸部分が取れることで、エネルギーを取り出しています。
そっか~だから、細胞内にはリン酸水素イオンが多いんですね!
次に‥「タンパク質」ですが、これも同じ様に考えてみましょう!
細胞の働きに関係するってことだよね‥。
タンパク質を合成してたりするとかかな~。
正解です!
細胞内では、細胞内で使うタンパク質や、細胞外にホルモンなどとして分泌するタンパク質など‥いろいろなタンパク質を合成しています。
だから、タンパク質も多いという訳です。
ここからは‥ちょっと余談ですので、分からなくても大丈夫です。
では、高校の化学の知識を合わせてみましょう!
簡単に説明しますが、「そうなんだ~」くらいの理解で大丈夫です!
タンパク質は、アミノ酸が連なったものです。
アミノ酸には、カルボキシル基「-COOH」とアミノ基「NH2」をもっています。
2つのアミノ酸があった場合、どちらかのカルボキシル基と、もう1つのアミノ酸のアミノ基が反応して、連結する訳です。
なので、少なくとも‥両端にあるアミノ酸には、カルボキシル基やアミノ基が存在します。
実は、カルボキシル基は酸性の性質を示し、逆にアミノ基はアルカリ性の性質を持ちます。
水溶液の中が酸性であれば、アミノ基は「H+」を受け取ります。
逆に‥アルカリ性であれば、カルボキシル基は「OH-」などのアルカリ物質と反応します。
つまり、pHによって、陽イオンになるか、陰イオンになるかが変わるのです。
ここで、身体の中‥血液のpHを考えてみましょう!
血液のpHは「7.35~7.45」だから‥アルカリ性?
そうですね!
アルカリ性なので、タンパク質のカルボキシル基は「OH-」と反応するので、マイナスの電荷をもつようになります。
だから‥タンパク質は陰イオンなんですね!
また、細胞外液には「Cl-」と「HCO3-(炭酸水素イオン)」が多く存在しています。
私たちは、塩分(NaCl)を良く摂るし、細胞外液が食塩水と同じだから‥「Cl-」が多いのは、分かったけど‥。
うんうん。
でも「HCO3-(炭酸水素イオン)」なんて、聞いたことな~い♪
「HCO3-(炭酸水素イオン)」は、以下のような化学反応を起こすことで作られます。
ほんとだ~!
二酸化炭素と水から作られてるんだ‥。
私たちは、栄養を分解してエネルギーを作る過程で、酸素を消費して、二酸化炭素が発生しています。
つまり、二酸化炭素が老廃物として細胞から血液中に排泄されます。
二酸化炭素が、血液中に溶けると‥わずかながら「HCO3-(炭酸水素イオン)」と「H+(水素イオン)」が作られます。
「HCO3-(炭酸水素イオン)」がでてきました!
二酸化炭素は絶えず身体から作られているから‥当然「HCO3-(炭酸水素イオン)」も多いという訳ね~♪
でも‥「H+(水素イオン)」はどうなるんだろう?
水に溶けて「H+(水素イオン)」を放出するものを酸性物質と言いますので、「H+」は酸そのものと言ってもいいですね!
身体からは絶えず「酸」が作られていて、腎臓から排泄されています。
先程の化学反応式を逆から見てみると‥「HCO3-(炭酸水素イオン)」は「H+」と反応して、二酸化炭素と水になります。
なので‥「HCO3-(炭酸水素イオン)」は「塩基性物質」と言えます。
体内で絶えず発生する「酸」を中和する物質として、体内ではとても貴重な訳です。
ちなみに‥アシドーシス補正によく使われる「メイロン」は7%NaHCO3–(重炭酸ナトリウム)で、水にとけて「Na+」と「HCO3-(炭酸水素イオン)」になる薬剤です。
↑↑
勉強して疲れたら‥やっぱチョコレートで糖分補給♪
わたしは‥濃いカカオのビターテイストがやっぱり好きかな~。
看護師国家試験問題のねこ太解説
では、今まで学んできた知識を元に、はじめにみた看護師国家試験問題を解いていきましょう♪
看護師国家試験問題(第106回 午後73問)
ホメオスタシスに関与するのはどれか。2つ選べ。
1.味 蕾
2.筋紡錘
3.痛覚受容器
4.浸透圧受容器
5.中枢化学受容体
「1.味 蕾」
味蕾(みらい)とは、味細胞が集まった味を感じる感覚器のことです。
「味蕾」の「蕾」は訓読みで「つぼみ」と読み、実際に花のつぼみのような形をしています。
苦味、酸味、塩味、甘味、うま味‥という5つの基本的な味、つまり『5基本味』を1つの味蕾で感知することができると言われています。
これは‥ホメオスタシスには‥関係しませんね!
なので、「1」は「×」です。
「2.筋紡錘」
筋紡錘とは、筋細胞と思われるかもしれませんが‥違います。
筋紡錘は、骨格筋の中にある感覚受容器で、筋肉が伸びているのか‥縮んでいるのか‥を感知します。
筋紡錘は、筋肉の感覚受容器だから‥深部感覚受容器ですね!
そして運動を調節するために欠くことのできない大切な機能をもっている♪
これも‥ホメオスタシスには‥関係しませんので、「2」は「×」です。
「3.痛覚受容器」
痛覚受容器は、皮膚にあって、私たちの身体に対する侵害刺激に特異的に反応する感覚受容器です。
一般的には、熱い温度のお湯(45℃以上)でも刺激を痛覚受容器が感知して痛みとして認識したりします!
わたしたちが安全に暮らすために大切な役割を果たしていますね♪
これも‥ホメオスタシスには‥関係しませんので、「3」は「×」です。
「4.浸透圧受容器」
浸透圧受容器って、どこにあるんだろう?
皮膚かな‥?消化管‥!?
浸透圧受容器は、血液の浸透圧‥つまり「血漿浸透圧」を感知するための受容器です。
この浸透圧受容器は「視床下部」と「腎臓」に存在していて、血漿浸透圧が上昇すると‥下垂体後葉から抗利尿ホルモン(ADHもしくはバソプレシン)が分泌されて、身体に水分を保持しようと尿量が減ります。
また同じく「視床下部」にある「口渇中枢」を刺激して、私たちには喉の渇きとして感じるようになっています。
なるほど~。
浸透圧受容器の働きが始まりで、それによって血漿浸透圧が一定になるように調節‥されて‥いるって‥ことは‥‥‥これってホメオスタシスじゃないですか~!
いい気づきですね~!!
そうなんです!
ホメオスタシスには、感覚器の働きがとても大切なんですね!
「4」は「〇」です。
「5.中枢化学受容体」
また分けわからんのが出てきたぞ‥?
中枢!?化学??‥う~ん、なんの受容器だろう?
そうですよね‥。確かに知らないとちょっと難しいですが‥ここで覚えてしまいましょう!
化学受容器トいうのは‥何らかの「化学的な物質」を検知する受容器です。
身体の中では、たえず酸素を使って、栄養素を代謝してエネルギーを取り出し、そして水だけでなく、二酸化炭素などの老廃物が出ています。
血液中にそれらが‥流されている訳ですが、身体の中では、超重要な酸素(O2)と早く排泄しないといけない二酸化炭素(CO2)について感知するシステムを備えています。
そっか‥。
二酸化炭素は、さっき勉強したみたいに‥酸性物質だから溜まってしまうとアシドーシスになっちゃうんだ~。
その通りです。
また「中枢」というのは‥受容器がある場所のことで、末梢の臓器ではなく、中枢神経を意味しています。
【化学受容器】
中枢化学受容器→延髄にあり、『CO2』と『pH』を感知する
末梢化学受容体→頸動脈にあり、『O2』を感知する
なので、「5」は「〇」です。
最終的に‥答えは「4」「5」になります。
さいごに♪
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「ホメオスタシス」や「体液組成」は、自分の身体や生活を想像しながら覚えるといいと思います!
とにかく、始めの内は忘れては覚えるの繰り返しです。
なので‥何の心配もしなくて大丈夫です♪
忘れたら‥何度でも復習していきましょうね!
まずは看護師国家試験の合格🌸に向けて、これからも一緒にがんばっていきましょうo(*^▽^*)o
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