メディックメディアの看護師国家試験問題集って「クエスチョン・バンク」っていうんだよね！
そうそう！わたしはメディックメディアの「レビューブック」をもってるし、問題集を買うなら「クエスチョン・バンク」にしようかな～って思ってるの！
メディックメディアさんは、「レビューブック」や「病気が見えるシリーズ」で有名ですよね。特に病気が見えるシリーズはかなり深い内容にも関わらず、解説も丁寧で分かりやすいです。
看護師国家試験問題集も期待できますね！
メディックメディアの「ＱＢ」の使いやすさを解説
こんにちは！ねこ太🐈です。
今回は、メディックメディアの看護師国家試験問題集「クエスチョン・バンク＝通称QB」について、ねこ太の切口で、看護学生からの評判であったり、使いやすさについて分析した結果を、忖度なしの本音で解説していきたいと思います！
看護師国家試験の出題範囲をカバーしているか？
メディックメディアの書籍版の「QB」に収録されている問題は過去6年分の看護師国家試験問題で、約1420問ある。
アプリには問題集に載っている問題も含めて、過去10年分の良問が載っている。
＊ちなみにアプリはQB未購入者も無料で使うことができる。
＊QBを持っている人はシリアル番号を登録することで、問題の解説に加えて、『基本事項』『補足事項』が見られるようになる。
看護師国家試験は頻出されているテーマがある程度決まっており、そこを押えることで合格にかなり近づきます。
書籍の方には看護師国家試験問題の過去６年分の問題が載せられており、アプリ版を含めれば10年分の問題が収録されていることになります。
そのため、看護師国家試験の出題基準の重要部分は押えられており、この一冊を活用すれば看護師国家試験に合格できる力は十分につけることができます。
他方でまだあまり過去問には出ていない新しい分野の問題には対応しきれないため、その部分はもうヒト押し欲しかったところです。
ただ、そういった面については、別の問題集を買う程でもなく、模擬試験や雑誌の特集にある「予想問題」などを活用していけば十分です。
似たような問題は類似問題として、解説の下に提示されるため、確認テストとして自分の知識の習得度が確認できて、ともて便利です。
そして同時に、どういった問題がよく出題されるのか、重要分野の把握もできます。
アプリ版では、過去10年分の過去問が収録されていますが、類似問題がある場合には解説の下にＱＲコードがあり、そこからアクセスして過去問を解くことができます。
ねこ太の評価は【★★★★☆】
基礎～普通レベルの問題が多いか？
メディックメディアの書籍版とアプリ版の「QB」共に、過去の看護師国家試験問題を扱っている。
正答率70％以上の問題はピンクの背景にすることで明示している。
メディックメディアの書籍版とアプリ版の「QB」共に、過去の看護師国家試験問題を扱っているため、難易度としても、基礎～普通レベルがほとんどです。
QBではメディックメディアが過去の看護師国家試験問題を分析した結果から、正答率70％以上の問題を解ければ、看護師国家試験に合格できるとの結果を発表しています。
そのため、その結果を「QB」にも反映させ、正答率70％以上の問題はピンクの背景にしてくれているので、とても分かりやすいです。
まずはこの正答率70％以上の問題をしっかり解けるようにしていき、余裕があれば、さらに正答率の低い問題にもトライしていけるとよいでしょう。
ねこ太の評価は【★★★★★】
問題に対する解説が丁寧か？
巻頭に「計算問題特集」「主な検査の基準値」などが載せられている。
問題によっては、解説に『基本事項』や『補足事項』が載っている。
解説には、各選択肢の正誤の理由が説明されている。
解説にはレビューブックの参照ページが書かれている。
わたしは問題集購入の選択の中で、解説が充実しているかが一番のポインントであると考えています。解説に書かれている『元となる知識』と『どのように考えて答えを導き出すのか（解法）』の２つの視点で見ていきましょう。
まず『元となる知識』については、始めの方の「特集」や解説内の『基本事項』、そして『補足事項』が載せられていることで、問題を解くための知識から、さらに広げて学習をすることができます。
そのため、問題集の役割としては、これで十分以上に機能を果たしていると言えます。
ただ、他の看護師試験問題集の中には、系統立てて知識をまとめているものもあり、それと比べてしまうと若干の見劣りはするかもしれません。
しかし、「ＱＢ」には別売りで「レビューブック」があるため、「レビューブック」を購入している人、もしくは購入予定の人には全く問題はないでしょう。
また「まとめの知識」は自分でノートにまとめるという方も、同じく問題ありません。
次の『どのように考えて答えを導き出すのか（解法）』については、１つ１つの選択肢について、なぜそれが「正しいのか」もしくは「誤りなのか」がとても丁寧に説明されています。
かなり分かりやすい説明であるため、勉強を苦手にしている人でも苦なく読めると思います。
レビューブックを持っている人の多くは問題集も連動しているため、「QB」を選ぶ人がほとんどです。
勉強が得意な人はもちろんですが、勉強が苦手という学生に「とっても分かりやすくていい！」という声が多く、評価は高いです！
ねこ太の評価は、【★★★★☆】です！（「ＱＢ」単体での評価となります）
活用しやすいか
ブックケースの中は2冊にわかれている。
問題集には1枚ずつ切り取り線があり、切り取ってバインダー等に挟むことができる。
無料のアプリ版がある。
問題集は、看護師国家試験の出題基準を踏まえたメディックメディア独自の項目（内容）によって内容が分けられている。
活用しやすさの規準として、『ちょっとした隙間時間にすぐに使えるか』と『復習がしやすいか』の2点で考えてみましょう。
『ちょっとした隙間時間にすぐに使えるか』については、2冊にわかれているものの、問題集自体はやはりかなり分厚く、電車内などの隙間時間での開いて学習するのは困難です。
しかし、アプリ版があるため、問題集のシリアルコードを入力し、連動させておけば、『基本事項』や『補足事項』が加わったより詳しい解説をみることができます。
そのため、電車内やちょっとした空き時間でも、アプリを活用することで書籍と同様に学習することができるためとても便利です。
看護学生の中には、自宅では書籍で勉強し、通学や学校ではスマフォでアプリを使っているという人が結構多いです。
スマフォの画面が小さいため、長時間はやや疲れるという意見も聞かれました。
自宅や学校に残って勉強するときには書籍の方が有用かもしれませんね。
ねこ太の評価は【★★★★★】
見た目の印象
問題集に『見た目』って大切なの？もっと他に大切なことがあるんじゃない？
大切だよ。だって、内容がどんなに良くっても、絵が好みじゃないとか、文章がいっぱいだったら、「ウワァ～ッ！？」ってなって、だんだんモチベーションも下がっちゃうし‥。
確かに、言われてみれば、そうかもね‥。
ねこ太は、見た目の印象を判断する際に、「圧迫感はないか」「親近感が湧くか」といった視点でみていくようにしています。
そうすると自分の直感が反映されるので、分析した結果と直感を合わせて最終決定していきます。
メディックメディアの「ＱＢ」は全体的な色使いは赤～ピンクを基調にしていて、明るい印象です。
また各選択肢についての解説は当然文章になりますが、それは多くても仕方がありませんが、むしろ、丁寧な説明であるため、とても好印象です。
ただ文章を読むのが苦手な学生の中には、説明文が多くて、やや疲れてしまうということも極稀ですが、あります。
『基本事項』や『補足事項』には図や表も多く、それも見た目の印象として「分かりやすそうだな～」と感じます。
わたし的には、もう少し『基本事項』や『補足事項』が多く入るとより好印象です！
あなたの評価は【★いくつ？】
自分のレベルに合った難易度か
メディックメディアの「ＱＢ」は看護師国家試験問題の過去問ですので、最終的にはこのレベルの問題をやっていく必要があるので、難易度としてはこの問題集を購入して全く問題はありません。
このレベルの問題を見ていて、簡単に感じる場合はよいですが、難しいと感じる場合は、必修レベルの暗記中心の問題集を買うか、問題集の中の必修問題から始めていきましょう。
メディックメディアには「クエスチョン・バンクSelect必修」という必修問題集もありますので、それも「ＱＢ」同様に丁寧な解説でオススメです。
アプリの中でも必修問題を選択して解くこともできるので、アプリも有効に活用していきましょう。
ある程度、必修問題が終わったら、つぎは一般問題や状況設定問題の中で正答率70％以上の問題（色分けして明示されている）に段階的にシフトチェンジしていきましょう。
メディックメディアの「ＱＢ」で簡単に感じる人も、「ＱＢの」難易度で十分ですので、奇をてらったような難易度の高い問題に挑戦してもよいですが、看護師国家試験にはほとんど出ませんので、あえて意図的にやっていく必要はないです。
このレベルの問題集をしっかり解いていれば、偏差値70以上は十分にとれます！
あなたの評価は【★いくつ？】
自分の学習スタイルにマッチしているか
わたしは自宅で勉強するか、休日は図書館とかが多いかな。
家では集中できないから、わたしは学校で放課後に残って勉強するよ。
わたしは通学が1.5時間で電車の乗り換えも3回ありましたが、電車の中で勉強することが多かったですね。乗り換えまでの短時間で超集中して問題集を開いてやっていました。
アプリじゃなかったんですね‥。
時代が時代だからね‥。
あなたがよく勉強している場所はどこですか？
もし電車の中も勉強できるのであれば、短時間集中でとてもオススメですよ。
家でまとまった睡眠をしっかりとって、行き帰りの電車やバスでの学習も短時間集中でとてもよいですよ。
メディックメディアの「ＱＢ」は書籍とアプリと両方ありますので、とても便利です。
場所によって使い分けるといいですね。
あなたの評価は【★いくつ？】
メディックメディアとはどんな出版社？評判は？
メディックメディアの「病気が見えるシリーズ」は看護学生にとっても疾患の勉強にとても有用ですが、実は医学生向けの教材です。
メディックメディアは医学生や看護学生だけにとどまらず、薬剤師や栄養士、理学療法士等の様々な医療職を目指す学生に向けた書籍を作っている会社です。
そのため、「看護が見える」シリーズもそうですが、読んでいると学生目線に立って分かりやすく、まるで教師が学生に説明しているように書いてくれているような印象をわたしは持っています。
ねこ太も何度かメディックメディアの社員の方とお話したことがありますが、教育に対する熱意があり、「たぶん会社自体の雰囲気もそうなんだろうな～」と感じました。
書籍もそうですが、会社自体もとても素晴らしいと感じております！
メディックメディアの看護師国家試験問題集の看護学生へのオススメ度
ねこ太のオススメ度としては、『★4.7』と判断しました！（＊レビューブックなしの単体としての評価です）
ご自分に合った『看護師国家試験問題集』選びの参考にしてくださいね！
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)！
ポチップ
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