医学書院の看護師国家試験問題集のおすすめ度を解説!学生からの口コミ・使いやすさは?

勉強方法

こんにちは!ねこ太🐈です。

看護師国家試験問題集って値段も高いから、買う時に「ホントにこれでいいのかな‥」ってすごく迷いますよね。

私も正直迷います‥。

でも、私なりに『問題の難易度』『解説の丁寧さ』『使い勝手の良さ』『雰囲気』などを見て、良いと感じるものもあります。

今回は、医学書院の「看護師国家試験問題集」について、学生からの評判なども含めて、本当にオススメできるのかどうか‥を本音でお伝えしていきたいと思います。

ぜひ問題集購入時の参考にしてください!

 

学生S美さん
学生S美さん

医学書院って名前はよく聞きます!どこで聞いたかな~?

ねこ太先生
ねこ太先生

医学書院って確かによく聞きますよね。実は医学書院は医学・看護系教科書の最大手の出版社です。看護の世界では一番メジャーな出版社といっても過言ではありません。

学生N子さん
学生N子さん

それなら、きっと看護師国家試験問題集も期待できそうですね!

 

医学書院の看護師国家試験問題集の使いやすさを解説

以下、ねこ太の切口で、医学書院の看護師国家試験問題集使いやすさを分析して、忖度(そんたく)なしの本音解説していきますよ~♪

 

看護師国家試験の出題範囲をカバーしているか?

看護師国家試験問題における過去8年分の必修問題過去5年分の一般問題と状況設定問題が載っている。

出題傾向や新しい出題基準を踏まえて作成された予想問題100問以上と、模擬試験と同じ様に看護師国家試験を想定したオリジナルの模擬問題240問を収録している。

問題数としては、合計2100問ある。

Web版では過去10年分の看護師国家試験問題が載っており、年度別・分野別に問題を選んで解くことができる。

看護師国家試験には出題範囲を定めた出題基準なるものが、厚生労働省より提示されています。

この出題範囲はかなり広いですが、実は看護師国家試験は出題基準の範囲が、万遍なく出題される訳ではないのです。

別の言い方をすると、出題基準の中でも「出題されやすい所」と「出題されにくい所」があるっていうことです。

そのため、過去問を解くことで、繰り返し出題されているテーマ、つまり「出題されやすい所」を把握し、そこを重点的に学ぶことで効率よく点数がとれます。

そういった意味では、医学書院の看護師国家試験問題集は過去問を中心に扱っているため、頻出テーマを必然的に多く学習することができるため、効率よく学ぶことができます!

収録されている問題数は2100問となっており、若干少ない印象もありますが、他の同じような過去問と大きな変わりはありません

近年は過去問にはない新しいテーマの問題も出題されてきている傾向がありますが、その辺りについては『予想問題』や『模擬問題』の一部が対応していると考えられます。

過去問だけでもいいのに、そういった問題も作って入れてくれるところが、流石だな~と思います!

その点も高評価ですね~。

以上のことから、出題範囲は完璧に近いとは言いにくいですが、重要な部分は押えているため、十分及第点には達しています!

ねこ太の評価は【★★★★☆】

基礎~普通レベルの問題がメインか?

看護師国家試験に出される問題は、必修問題(基礎的な問題)のほかに、一般問題や状況設定問題においても、比較的難易度の高くない問題が多いんですよね。

つまり難しい問題は少ないということです!

なので、あえて難易度の高い問題を解く練習は全く必要ないですよ。

基礎的な問題~普通レベルの問題をしっかり解ける力があれば、余裕で合格できますからね。

医学書院の看護師国家試験問題集は、問題の難易度も明示している。

学生の正答率の高い問題には【基本】、逆に正答率の低い問題には【応用】とタグがついている。

医学書院の看護師国家試験問題集は看護師国家試験問題の過去問が多いため、当然ながら問題の割合としても基本が多く、応用問題は少ないんですよね。

特に模擬問題は看護師国家試験と同様の難易度レベルですので、力試しにも最適です

多くの学生からも「1回分無料で模試ができる感じでお得です!」と高評価でした!

ねこ太の評価は【★★★★★

問題に対する解説は丁寧か?

自分の実力をつけていくためには、問題の解答を覚えることよりも、解説に書かれている『知識』から『どのように考えて答えを導き出すのか(解法)』までを、しっかり身に付けていく必要があるんですよね。

解説には『plus one』として、ときどき「関連知識のまとめ」が書かれている。

問題集の『巻頭特集』として「計算問題を完全マスター!」や「図で覚える統計データ」「図で覚える解剖学」などが載せられています。

別冊『看護でるでたBOOK』には分野毎に重要な知識がしっかりまとめられている。

『plus one』については、すべての問題の解説についている訳ではありませんが、『巻頭特集』別冊『看護でるでたBOOK』で十分にカバーできているため、全く問題はありません。

これらは全て問題を解くための『知識』として活用することができます。

特に別冊『看護でるでたBOOK』は問題集の域をかなり超えていて、『重要部分をまとめたテキスト』と言っても、全く過言ではありません!

次に『どのように考えて答えを導き出すのか(解法)』については、解説に丁寧にわかりやすく書かれており、勉強に苦手意識をもっている人でも読みやすいです。

医学書院の「看護師国家試験問題集」を購入している学生はとても多いのですが、偏差値の高い学生から低い学生まで幅広くの層から高評価を得ています。

特に解説が丁寧に書かれているため、調べたり、復習が苦手な学生にとっても余り困ることないんですよね~

本当はテキストなどで調べるくらいが、勉強にもなって丁度いいのですが‥。

ねこ太の評価は、文句なしで【★★★★★です!

活用しやすさはどうか?

この規準として、『ちょっとした隙間時間にすぐに使えるか』、『復習がしやすいか』の2点で考えてみましょう。

ブックケースの中は4冊(下記図を参照)に分かれている。

問題集は、中の切り取り線があって1枚ずつ切り取れるようになっている。

電子版(Web)』が利用できる。

問題集は『呼吸器』『循環器』など分野別に分けて問題が掲載されている。

まず、『ちょっとした隙間時間にすぐに使えるか』についてです。

医学書院の看護師国家試験問題集は、かなり分厚いですが、実は切り取れるため、バインダー等に入れて持ち運ぶことも可能なんです。

わたしの記憶だと元々は医学書院が始まりでしたが、他の参考書でも同じようなものを見かけることが増えてきました。

ただし、そういったことに面倒臭さを感じてしまう人や、切り取ったものがどのバインダーに入れたか分からなくなる「管理が苦手なねこ太タイプ」にはやや不向きかもしれません‥。

そういった人は切り取らずに、分厚い問題集のまま自宅や学校内で活用すれば全く問題ありません。

また医学書院の看護師国家試験問題集の購入者は、問題集の始めに書かれているシリアル番号を入力することで電子版(アプリ)の利用が可能です。

これさえあれば、電車の中でも休み時間などの隙間時間でも簡単に始めることができて、とても便利ですよ

次に『復習がしやすいか』については、問題集の中は年度毎に問題が載せられているのではなく、『呼吸器』『循環器』など分野別になっているため、自分が復習したい所など、簡単に見つけて解けるので、これもとっても便利ですよね。

ねこ太の評価は【★★★★★

見た目の印象

ここから以降は個人の好みによるところが多いので、自分の感覚を信じてどれがいいか考えてみてください。

見た目の印象としては、簡単に言えば「圧迫感はないか」「親近感は湧くか」といったことです。

ここに影響する要素としては、色の明るさであったり、絵のタッチなどが影響するかもしれません。

ちなみに‥ねこ太の場合は、文字よりも図や表を入れて分かりやすくしているものが好みです。

そういったものを見ると、気持ちとしても「読みやすいそうだな~」「面白そうだな~」といった気持ちになり、結果としても途中で止めることなく、頑張れます!

医学書院の看護師国家試験問題集は、比較的図や表も多く、ピンクっぽい色を基調とした明るい色使いで、「読みやすいそうだな~」と感じられます

また各ページが埋め尽くされているというよりは適度にスペースもあり、自分が調べたことを書き込めたりもするので、『自分なりのオリジナル問題集』を作ることもできます。

学生N子さん
学生N子さん

「自分なりのオリジナル問題集」って良いですよね!私は絵を描くのが苦手で、解剖のまとめノートは断念したけど、文章を書き足したりするくらいならできそうだし、やってみようかな~。

あなたの評価は【☆いくつ?】

自分のレベルに合った難易度か

医学書院の看護師国家試験問題集は、基本的には過去問ですので、基礎的な問題から普通レベルの難易度です。

勉強が苦手で「一般問題もちょっと難しいな‥」と感じる方は、始めは中に別冊として入っている必修問題集から始めてみるのもよいと思います!

最終的には看護師国家試験を受けるので、このレベルの問題集をしっかり解けるようになる必要があります。

「ちょっと難しいな‥」と感じる方も、「巻頭の特集」や「看護でるでたBOOK」を活用していきながら、少しずつこのレベルに慣れていくようにしていきましょう。

あなたの評価は【☆いくつ?】

自分の学習スタイルにマッチしているか

医学書院の看護師国家試験問題集は、基本的には分野毎に問題がまとめられおり、問題の近くに解答と解説が載せられているものになります。

問題だけ一気に解いて、後から答え合わせや解説を読みたいという方の場合は、「Web(アプリ)」を使うと良いでしょう。

そのため、1問ずつ進めていきたい人にも、「模試形式で問題を複数といてから答え合わせ!」という人にも、どちらのタイプにも対応できます。

また医学書院の看護師国家試験問題集には、看護師国家試験に向けた勉強の仕方などのアドバイスも載っています。

個人で勉強を進めたいという方はぜひ参考にするとよいでしょう!

あなたの評価は【☆いくつ?】

医学書院とはどんな出版社?評判は?

*医学書院とは関係のない写真です

冒頭でも述べましたが、医学書院は、医学や看護学の教科書を作っている会社で、業界の中では最大手で社会的な評価も高い会社です。

「医学書院のテキストは間違いない!」といっている病院の医師も結構多いです。

医学書院の看護系の教科書と言えば、『系統看護学講座』としてシリーズ化されており、看護学生であれば、必ず何冊かはもっています。

他にも様々な書籍を出版しており、「看護師国家試験問題集」もその中の一冊で、大変人気です。

ねこ太も学生時代も今も沢山勉強させていただき、お世話になっているので、医学書院という名前が出ただけで、頭が上がらない思いになってしまいます。

医学書院の看護師国家試験問題集の看護学生へのオススメ度

しかし、それはさておき‥最後の評価は厳しくつけていきたいと思います。

収録されている問題数の少なさは若干あり、出題範囲をもう少し広くカバーできると望ましいという点はあります

しかし、『看護でるでたブック』など分野毎に重要な点をまとめており、解説も丁寧で分かりやすいということを考えると、高評価にならざるを得ません!

ねこ太のオススメ度としては、『★4.8』と判断しました!

ぜひ、ご自分に合った『看護師国家試験問題集』選びの参考にしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

  

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