こんにちは!ねこ太🐈です。
今回は、呼吸器の解剖生理、その中でも‥『呼吸器の構造と機能』についてバッチリ克服していきます!
それでは、国試合格🌸に向けてねこ太🐈と一緒に楽しく勉強していきましょうヽ(*^^*)ノ
自分でノートにまとめるより、参考書に書き込んで勉強していくタイプの人にはレビューブックがすごくオススメです!
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呼吸器の解剖生理(構造・機能)に関する看護師国家試験問題を解いてみよう!
良かったら、力試しと思って‥ぜひ看護師国家試験問題を解いてみてくださいね!
後半の『看護師国家試験問題のねこ太解説』で解き方を解説していきます。
看護師国家試験問題(第103回追試 午前28問)
成人の左右の主気管支を図に示す。
正しいのはどれか。
1. ①
2. ②
3. ③
4. ④
看護師国家試験問題(第100回 午後27問)
気管支の構造で正しいのはどれか。
1.左肺には3本の葉気管支がある。
2.右気管支は左気管支よりも長い。
3.右気管支は左気管支よりも直径が大きい。
4.右気管支は左気管支よりも分岐角度が大きい。
では‥この看護師国家試験問題を解くのはもちろん♪
授業のテストや臨床で活かせる知識を身に付けるために、これから一緒に楽しく『広げ学習』をしていきましょうヾ(≧∇≦*)/
『広げ学習』とは、気になったことなどを調べながら、広~く・深~く知識を身につけてい学習のことです。(by ねこ太)
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全部が予想問題だから、初めて出会う問題ばかり!
自分の力試しとか、復習するのにとってもいいかも♪
呼吸器の構造
まずは、大きく捉えていきましょう。
呼吸器とは、「呼吸に関係する臓器」のことを言います。
なので、呼吸器というと‥
呼吸によって空気を出し入れする部分⇒『気道』
空気と血液との間で酸素や二酸化炭素を受け渡しする部分⇒『肺胞(肺)』
肺の構造
肺は「左肺」と「右肺」の2つに分かれますが、さらに左右の肺は『肺葉』に分かれます。
左右の心臓の間に心臓がありますが、心臓は左側に寄っているため、左肺がその分小さくなり、「3葉」あるはずのものが、「2葉」になっています。
本来は左右3つの肺葉があった方がいいけど、心臓に押された分、左肺が小さくなって2葉になったのかな‥。
そうやって考えると分かりやすいですね。
実際に左右の肺は‥右肺:左肺=55:45となっていて、右肺が左肺より少し大きくなっています。
さらに、肺葉はいくつかの『区域』に分けられます。
右肺(3葉)⇒10個の区域
左肺(2葉)⇒9個の区域
数まで覚えた方がいいのかな?
絶対に覚えなければいけないものではありません。
覚えてほしいのは、『肺葉』がさらに『区域』に分かれているということです。
これを覚えておくと、気管支を覚える時にも役立ちます。
気道・気管支の構造
気道は呼吸をするときの『空気の通り道』でしたね。
気道はさらに「上気道」と「下気道」に分けることができます。
どういった違いがあるのかな?
なんで分ける必要があるじゃ~?
確かに‥そうですよね。
どうして分けたのか‥その理由は定かではありませんが、
こういう風に考えてみるのはどうでしょうか?
上気道⇒空気以外の水や食べ物もよく通る道
下気道⇒空気のみが通る道
また、上気道では外界から入ってくる微生物を除去する場所でもあります。
鼻毛で粉塵をブロックしたり、鼻の粘膜も粘液を出して、微生物とかを奥に行かないようにしているですよね。
それに、鼻の粘膜が刺激されて『くしゃみ』とかするのもそういった意味があるんだよね。
その通りですね。
さらに、呼吸による肺への負担を減らすために、加湿したりもしています。
そして、上気道と下気道の境目は‥『声帯』です
なるほど‥たしかに声帯より奥に水とか入るとムセちゃうから‥分けるならそこがいいかも!
気管の構造
では、さらに、下気道について理解を深めていきましょう。
下気道を構成するのは、気管と気管支です。
気管は左右の主気管支に枝分かれ、その後もさらに細い気管支に分岐していきます。
あ~~~~~。
『葉』気管支の後が、『区域』気管支になってる!
ホントだね。
その後は、『細い』気管支‥そして『終末(最後の)』細気管肢だから、覚えやすいですね。
そうですね。
ただ、覚えやすくても忘れてしまうので、何度か繰り返し覚えて長期記憶に残していきましょう。
次に、国試でもよく出題される‥気管から主気管支に分岐するときの角度を見てみましょう。
分岐角度というのは、進行方向に対する角度を意味します。
自分が空気の立場になって、肺に吸い込まれる状況で考えてみましょう。
すると、分岐‥つまり枝分かれする角度が急なのは‥左主気管支の方です。
逆に右主気管支は分岐角度が緩やかです。
ホントだ‥。
でも、なんでこんな差ができるんだろう?
ひょっとして、心臓で左側が上に持ち上げられているからじゃないかな。
そうですね。
そう考えると分かりやすいですね。
それと、「分岐角度」と似た言葉で「傾斜(角度)」という言葉もよく出てきます。
傾斜というのは、水平な地面に対する角度を指すので、図の部分になります。
「分岐角度」と「傾斜(角度)」は似ているけど、違うのね!
今度は、気管支の『太さ』と『長さ』を考えていきましょう!
右肺は2葉で、左(3葉)よりも少ないので、主気管支の太さも細くても大丈夫そうですね。
また、長さは逆に、右肺は3葉なので、すぐに葉気管支に枝分かれする必要があり、短いと考えられます。
もしくは‥「左肺は心臓によって少し端に追いやられているため、気管支も長くなっている」と考えてもいいですね。
まとめると‥
丸暗記するよりは、理解して覚えた方が、忘れても考えて思い出せそうですね♪
↑↑
勉強して疲れたら‥やっぱチョコレートで糖分補給♪
わたしは‥濃いカカオのビターテイストがやっぱり好きかな~。
看護師国家試験問題のねこ太解説
では、今まで学んできた知識を元に、はじめにみた看護師国家試験問題を解いていきましょう♪
国家試験問題(第103回追試 午前28問)
成人の左右の主気管支を図に示す。
正しいのはどれか。
1. ①
2. ②
3. ③
4. ④
この問題には「分岐角度」や「傾斜」という言葉は出てないですね。
これは、理解しているかどうかが試されているって感じね。
でも、バッチリ理解しているから、この問題を解いちゃおう~。
①~④を、「分岐角度」と主気管支の「太さ」「長さ」に着目して、見たままを言葉で表してみましょう。
③は、ちょっと左右の分岐角度が同じに見えますが、太さや長さについては、これが一番正解に近いですね。
正解は「3」です。
看護師国家試験問題(第100回 午後27問)
気管支の構造で正しいのはどれか。
1.左肺には3本の葉気管支がある。
2.右気管支は左気管支よりも長い。
3.右気管支は左気管支よりも直径が大きい。
4.右気管支は左気管支よりも分岐角度が大きい。
respiratory system anatomy physiology
では、順番に選択肢を見ていきましょう。
「1.左肺には3本の葉気管支がある。」
左肺には、上葉と下葉のみで、中葉がありませんので、1は✖です。
「2.右気管支は左気管支よりも長い。」
右(主)気管支は、左(主)気管支と比べて‥短くて太かったですね。
なので、✖となります。
「3.右気管支は左気管支よりも直径が大きい。」
直径が大きいということは、太いということです。
なので、3は正しいですね。
「4.右気管支は左気管支よりも分岐角度が大きい。」
右主気管支は左気管支よりも傾斜は急でしたが、分岐角度は小さかったですね。
なので、4は✖です。
ということで、正解は「3」です。
さいごに♪
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
呼吸器は、暗記しなければいけないこともありますが、理屈で覚えられる所も多いです。
とにかく、始めの内は忘れては覚えるの繰り返しです。
なので‥何の心配もしなくて大丈夫です♪
忘れたら‥何度でも復習していきましょうね!
まずは看護師国家試験の合格🌸に向けて、これからも一緒にがんばっていきましょうo(*^▽^*)o
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