2022年7月15日に厚生労働省より関係各所に「保健師看護師助産師国家試験問題の公募」についての通知が出されました。
今後どういった方向に看護師国家試験が進んでいくのかな?
それに‥わたしたち看護学生はどんなことに注意して勉強すればいいのかな?
①看護師国家試験の出題傾向
②看護学生がやるべき対策
この2点について一緒に考えていきましょう!
①看護師国家試験の出題傾向
看護師国家試験の出題範囲については、『看護師国家試験出題基準』として厚生労働省が公表しています。
この出題基準も数年毎に変更されるので、それを元に「今どんな知識が求められているのか」を読み解いていく必要があります。
でも、これを全部見て、どう変わったのかみるなんてわたしにはムリです‥。
実は‥ぼくもそういの苦手なんです。
じゃあ、どうするんですか!!
得意な人に任せましょう!
具体的には‥学生向けの看護雑誌を読む。
各予備校のセミナーに参加する。
また看護学校の先生に訊いてみるのもいいかもしれません。
なんでだろう?
看護学校の先生も外部の看護師国家試験対策セミナーなどに参加していることが多いからです。
なるほど~。
ラクできる所はラクして、自分は勉強に専念した方がいいかもですね。
【看護師国家試験の出題範囲の方向性】
看護師国家試験出題基準を自分で無理に調べない。
看護学生向けの雑誌、予備校、学校の先生から情報を得る
②看護学生がやるべき対策
実は、看護師国家試験問題が公募されているのですが、ご存じでしょうか?
えっ、そうなの?
より臨床に求められる知識や判断等が幅広く出されるように、平成16年頃より導入されています。
看護師国家試験問題を作成する厚生労働省が、病院や訪問看護ステーション、教育機関等に対して、国家試験問題の公募の依頼をしているのです。
公募で集められた問題は、一部改変等をして今後の試験で用いられていくと思われます。
看護師国家試験の過去問題についても、今まで改変されて用いられていました。
その割合は1/4~1/2程度と言われています。
つまり、新しい問題と過去問(一部改変)が半々で出題されているということです。
でも、新しい問題なんて勉強の仕様がないじゃん。
確かにそうですね。
だからこそ、過去問の傾向は押えながらも、看護師として臨床で必要な知識を広く学んでいくことが大切です。
看護師国家試験はあくまで通過点ってことですね。
国試にこだわらず、臨床で看護師として働くことを目標にがんばろうと思います。
わたしも見習わないと‥。
【看護学生がやるべき対策】
過去問の内容を押さえながら、授業や実習での学びを大切にしていく。
焦らず、むしろ実習で学んだ知識が国家試験でも活かせてラッキーくらいに思って、今後も実習での学びを大切にしていきたいですね。
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