こんにちは!ねこ太🐈です。
いよいよ2023 WBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)が始まりましたね!
侍ジャパンの活躍に期待が膨らみますが、今回は侍ジャパンを陰から支えるチームドクターにスポットを当てていきたいと思います♪
わたしは子供の頃からプロ野球が大好きなので、チームドクターのように選手と関われるなんて夢のような職業だな~って思います。
ひょっとして‥わたしみたいな看護師も帯同していたりするのかな?
チームドクターは誰なのか?
仕事内容やチームドクターになるための必要な資格、さらには看護師の帯同の有無などについても解説していきたいと思います。
侍ジャパンのチームドクターは誰なのか?
侍ジャパンのチームドクターは、実は公表されていません。
残念ながら、本人が名乗り出ないとなかなか分からないというのが現状です。
侍ジャパンのチームドクターは、現時点で不明です。
しかし、過去‥侍ジャパンでチームドクターをされてきた人の中には、実名を明かしている方もいます。
そのうちの1人が都賀誠二医師です。
都賀誠二医師は、「2014SUZUKI日米野球」で、小久保裕紀監督が率いる侍ジャパンのチームドクターをされていました。
また2017年には同じく小久保裕紀監督の元でWBC侍ジャパンのチームドクターをされていました。
個人情報のため、本人が同意や希望をしないと分からない点はありますが‥
今後も調査を続けていきたいと思います!!
どういった人が侍ジャパンのチームドクターになれるのか?資格は?
どういった人が侍ジャパンのチームドクターになれるのかというと‥
これも、公表はされていません。
ただし、プロ野球やWBCの関連者からの発言から推測することはできます。
侍ジャパンのチームドクターに求められる能力
【侍ジャパンのチームドクターに求められる能力】
・整形外科(特に上肢)、スポーツ医学に専門特化した知識・技術を有している。
・整形外科以外のあらゆる医学にもある程度精通している。
・選手や監督と良好な関係を築き、上手にコミュニケーションを図れる。
少なくとも‥「チームドクター」と言われるだけあって、医師でなければいけません。
2019年に侍ジャパンのチームドクターをしていた都賀誠二医師は整形外科医で、スポーツ整形外科(肘・肩・膝関節鏡視下手術)を専門とされています!
【整形外科医とは】
骨、関節、筋肉、靱帯などの運動器に関する病気や外傷を専門に診療する医師のこと
また整形外科においても、さらに専門分化されています。
特に野球であれば‥都賀誠二医師がそうであったように、肘や肩、手首といった上肢の骨、関節、筋肉、靱帯などを専門に診れる医師が望ましいです。
またサッカーであれば‥股関節や膝関節、足関節といった下肢の骨、関節、筋肉、靱帯などを診れる方がいい訳です。
もちろん‥専門特化も大切ですが、ジェネラル(広く)に様々な部位や内科・外科領域など診れるに越したことはありません。
なぜなら‥チームドクターの役割は、肘や肩などの怪我を診るだけではないからです。
プロ野球チームにおけるチームドクターには以下のような役割があります。
【チームドクターの役割】
・スポーツ障害、外傷の診断や治療
・選手の健康管理(栄養管理、メンタルケア、感染症予防)
・選手のコンディショニングなどのサポート・助言 etc
感染症対策とかメンタルケアもしているんですね‥。
確かに‥整形外科だけの領域を超えていますね。
以上のことから、チームドクターには、整形外科やスポーツ医学に関する専門知識と共に‥幅広い能力が求められることが分かります。
侍ジャパンのチームドクターに求められる資格
現在、日本でスポーツ医学に関する認定資格としては主に3つあります。
この3つを有している方が望ましいと考えられます。
【日本におけるスポーツ医学に関する認定資格】
1.日本医師会認定スポーツ医(認定有効期間は5年間)
2.日本体育協会認定スポーツドクター(認定有効期間は4年間)
3.日本整形外科学会認定スポーツ(認定有効期間は5年間)※整形外科専門医のみ取得できる
いずれも、資格を得るためには、講習を受ける必要があります。
それぞれの資格にも特徴がありますので、簡単に説明していきますね♪
1.日本医師会認定スポーツ医
地域保健活動の一環である健康スポーツ医活動の推進を図ることを目的として作られた資格です。
そのため、プロスポーツを対象とはしてはいません。
侍ジャパンのチームドクターとしてこの資格が必要か‥と言われるとやや優先度は低い印象です。
ただし、これから述べる残り2つの資格を取る際に、「日本医師会認定スポーツ医」の資格をもっていると、一部の講習が免除にもなったりします。
そういった意味では、基礎的な内容を学んだ証としての位置づけと考えてよいでしょう。
2.日本体育協会認定スポーツドクター
続いて、「日本体育協会認定スポーツドクター」ですが、これは日本スポーツ協会(旧日本体育協会)が作った資格制度です。
以下の3つを目的としています。
・スポーツマンの健康管理、スポーツ障害、スポーツ外傷の診断、治療、予防研究等にあたる。
・競技会等における医事運営ならびにチームドクターとしてのサポートにあたる。
・スポーツ医学の研究、教育、普及活動を通して、スポーツ活動を医学的な立場からサポートする。
これって、まさにチームドクターですね!
そうなんです。
例えば‥オリンピックなどにおける大会ドクターや、チームドクターなどは、この資格がなければできないことになっています。
ということは‥WBC侍ジャパンのチームドクターも、この資格を持っていそうですね!!
まさに「日本体育協会認定スポーツドクター」の資格は3つの中でも中核的な資格と言えそうです。
3.日本整形外科学会認定スポーツ
最後に、「日本整形外科学会認定スポーツ」についてです。
これは‥この3つの中ではある意味において‥最もハードルの高い資格と言えます。
なぜなら整形外科専門医(最短でも医師になってから取得までに7年必要)でなければならないからです。
そして「日本整形外科学会認定スポーツ」の資格を取る頃には、さらに1年‥最短でも計8年かかることになります。
「日本整形外科学会認定スポーツ」の資格は、以下の3つを目的としています。
・整形外科の専門性を活かし、スポーツによるケガや障害の予防・診断・治療を行う。
・早期スポーツ復帰のためのアスレチックリハビリテーションの指導などを行います。
・成長期の子どもから高齢者まで、スポーツに関することを幅広くサポートします。
チームドクターというよりは‥病院で専門的なスポーツ障害やスポーツ外傷の治療をする専門家みたいな印象ですね。
これら3つの資格を持っている方が望ましいですが、最低でも侍ジャパンのチームドクターとしては、「2.日本体育協会認定スポーツドクター」は外せない資格と言えそうです。
プロ野球チームのチームドクター
WBCでは侍ジャパンにチームドクターはいるみたいだけど‥。
そういえば‥プロ野球にはチームドクターっているんですか?
日本臨床スポーツ医学会理事長、日本スポーツ医学財団理事長である松本秀男氏が『AERA』の記事の中で、プロ野球の各球団には、規定はありませんが、チームドクターがいることを述べています。
ちなみに‥サッカーJリーグでは、「日本国の医師を各チームにおいて選手の健康管理をすること」と「チームドクターをすべての試合に同行させること」が、規定されています。
じゃあ、サッカーJリーグに所属しているクラブチームには、チームドクターがいるんですね!
侍ジャパンに看護師はいる?
これも‥厳密には明らかになっていませんが、「看護師の帯同はない」と考えられます。
その理由について説明します。
野球は1つの試合で怪我などが頻繁に起こるスポーツではありません。
もし仮にスポーツ障害やスポーツ外傷が起こった際には、チームドクターが直ぐに診察しますが、その後は検査等のために病院へ搬送されます。
そのため、看護師が手伝うことはほとんどありません。
また、今後は変わってくるかもしれませんが、関係者の話では‥プロ野球チームにおいては、チームドクターも女性は難しいようです。
その理由としては、基本男性の裸を見る機会も多かったり、外国人選手も混じっており、何かの間違いがあってはいけないという理由があります。
そういった意味でも、男性の看護師ならばよいですが‥女性の看護師も同様に難しいと言えそうです。
何か‥残念だけど、しょうがないのかな~。
さいごに‥
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
今後も新しい情報が得られ次第、どんどん追加・更新していきたいと思います。
一緒にWBCを楽しみながら、選手の活躍、侍ジャパンを応援していきましょうヽ(*^^*)ノ
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