はい、こんにちは!ねこ太です。
本日はですね‥細胞の基本構造について、一緒に勉強していきましょう。
細胞とは
まず、細胞とは何なのか?
その答えの1つである‥「細胞とは〇〇といったものだよ」といった『細胞の共通点』について押えていきましょう。
まず一つ目は、『核がある』ということです。
核は正確には『細胞核』と言います。
細胞核の中には、DNAがあってその中に遺伝情報が含まれています。
なので『細胞自身を複製』したりとかですね、『子孫を残す』ために、核は必ず必要になってくるわけです。
ただし例外があって、哺乳類の赤血球には核がありません。
成熟赤血球になる過程で核が抜け落ちるね脱核という現象が起こります。
なので、赤血球だけは例外的に核がないのですが、それ以外は基本的に全ての細胞は核を持ってます。
そして二つ目は、『細胞膜がある』ということです。
細胞膜とは‥細胞と細胞外を仕切る膜のことです。
細胞膜と似た言葉に『細胞壁』といったものがありますけれども、細胞壁は全ての細胞が持っているわけではありません。
人間も含めて動物は細胞壁を持っておらず、細胞膜のみです。
細胞壁を持ってるのは‥植物とかね、細菌・真菌といった細胞になります。
そして最後、三つ目ですね三つ目は細胞質があるということなんですね。
細胞質とは何かというと、細胞内の核以外の細胞小器官と、細胞小器官の周りの液体部分(細胞質基質)‥この2つを合わせて細胞質といいます。
また別の言い方をすれば、細胞膜に囲まれたね細胞の中で、核以外の部分とも言えます。
ちなみに‥細胞質と似た言葉に、『原形質』という言葉があります。
原形質というのは、細胞質と核を合わせたものを指します。
原形質 = 細胞質 + 細胞核
なので‥原形質は、別の言い方をすれば、細胞膜の中の部分全部と言えます。
細胞質と原形質って似た言葉だけど‥
原形質の方が細胞質まで含んだ広い意味の言葉なんですね!
まとめると‥下図のようになります。
また、ちょっと余談ですが‥『原形質流動』という言葉も聞いたこともあるかもしれませんが、これは細胞の中の細胞質や核が移動している現象のことを言います。
最後に‥
人体の細胞には、いろんな種類の細胞があります。
例えば‥神経細胞だったり、赤血球だったり、粘膜細胞の筋肉細胞とか‥たくさんいろんな細胞がありますが、基本的な細胞の構造は余り変わりません。
若干、細胞小器官の数が違ったり、同じ細胞小器官でも少し働きが違うってことはありますが、大きな部分は変わりありませんので、ぜひ細胞小器官についても、今後のレッスンの中で一緒に勉強していきましょう!
では、本日のレッスンも終わりにしたいと思います。
お疲れさまでした!
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