はい、こんにちは!ねこ太です。
本日は、微小管と中心体について一緒に勉強していきましょう。
上図にあるように、細胞の中で微小管というのは細長い構造したもの‥これを微小管と言います。
また中心体はこの細長いストローみたいなそんな形をしたものがですね中心体です。
どちらも細長い構造をしていて似ているんですね。
なので、関連させながら覚えていきたいと思います。
では、実際にこんな物質がどんな働きをしているのか‥見ていきましょう。
微小管の構造と働き
まず始めは‥『微小管』です。
微小管はチューブリンというタンパク質が連なって細長くなったものでできています。
役割は主に三つあります。
微小管の役割(1)
一つは『細胞の形態維持』です。
細胞中を微小管が縦横無尽に走ってます。
それによって細胞の形が維持されてるわけです。
微小管の役割(2)
そして二つ目は『原形質流動』です。
『原形質流動』というのは細胞の中のいろんな細胞小器官とか‥原形質気質と言われるものが移動することを言います。
この動くためのレールの役割を果たしているのが微小管です。
微小管の役割(3)
三つ目は『核分裂のときの紡錘糸』の役割です。
核分裂するときに染色体を上と下の2つに分けてきますが‥その際に引っ張る糸のようなものが微小管です。
中心体の構造と働き
次に『中心体』について勉強していきたいと思います。
中心体は実は微小管が円を描くように並んでできた構造をしているんです。
つまり『中心体』の正体が『微小管』なのです。
中心体は、微小管が1セット当たり3本で、9セットでできています、
3×9=27本の微小管です。
円柱状の形をとり、中心体となっているわけです。
役割としては大きく二つあります。
中心体の役割(1)
それは微小管ネットワークの中心として働くんですね。
この後、微小管がですね縦横無尽に走ってますけどもこのちょうど真ん中の部分ですね中心の部分にあるのが、中心体というふうに言われています。
中心体の役割(2)
そして二つ目は、核分裂するときに染色体を二つに分裂させる『紡錘体の極』として働く役割があります。
紡錘糸の糸の部分は微小管でしたが、紡錘体の2つの極となる部分も元は微小管で、それが集まって中心体となって機能しているわけです。
微小管と中心体のまとめ
最後に簡単にまとめていきたいと思います。
微小管と中心体は‥基本的に同じチューブリンという物質からできています。
ただし中心体は微小管の中でもちょっと特殊な形で存在していて、中心的な役割を持っているというように理解しておきましょう。
ということで、本日のレッスンを終わりにしたいと思います。
お疲れ様でした!
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